マーケティング担当者の約半数が「PRの実践経験あり」と回答。広告のみでは成果が頭打ち?【キーワードマーケティング調べ】

AI要約

マーケティング担当者303名を対象に広告とPRに関する実態調査が行われた。PRの実践経験や広告施策の成果についての調査結果が明らかになった。

PR施策ではプレスリリースの配信やイベント・セミナーの開催が一般的であり、広告施策には成果が頭打ちになっていると感じる人も多い。停滞の要因や今後の展望も調査された。

PRの重要性が高まっており、マーケティングとPRの連携がますます重要視されることが示唆された。

マーケティング担当者の約半数が「PRの実践経験あり」と回答。広告のみでは成果が頭打ち?【キーワードマーケティング調べ】

キーワードマーケティングは、マーケティング担当者の広告とPRに関する実態調査を実施した。企業のマーケティング担当者303名が回答している。

 

まず、PR(パブリック・リレーションズ)の知見や実践での経験について、現在の状況に最も近いものを5段階で聞くと、「実践経験がある(レベル4・5)」と回答した人は全体の47.2%にのぼった。

具体的にどのようなPR施策を行っているかを聞くと、「プレスリリースの配信」が56.1%、「イベントやセミナーの開催」が46.9%、「メディアとのリレーション構築」が42.2%となった。

 

また、広告施策の成果が頭打ちになっていると感じることがあるかという質問では、71.3%が「ある」と回答した。

広告施策の効果が停滞する要因としては、「非認知層向けの施策を打てていない/施策の効果が出ない」が56.9%で最も多く、「獲得単価が高騰している」「広告の内容がマンネリ化している」などの意見も挙げられた。

今後市場を拡大していく上でPRの動きが必要になってくると思うかという質問では、83.9%が「思う」と回答。ブランド認知の向上や競合他社との差別化のためにも、マーケティングとPRのつながりがより重要となりそうだ。

 

・【調査対象】自社でマーケティング施策を実施しているマーケティング担当者303名

・【調査期間】2024年6月20日~6月21日

・【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査