高性能モデルのタブレットか、手頃な価格帯の製品か。iPad vs. Androidタブレット“夏の陣”

AI要約

iPad Airシリーズの13インチモデルが登場し、M2チップセットやApple Pencil Proに対応している。

シャオミのPOCOブランドから4万円台のタブレット「POCO Pad」がリリースされ、高性能なチップセットを搭載している。

auから販売されているLenovo TabM10aも注目のデータ通信可能なタブレットで、取り回しや手頃な価格が魅力的。

高性能モデルのタブレットか、手頃な価格帯の製品か。iPad vs. Androidタブレット“夏の陣”

高性能モデルのタブレットとしては、初めてのサイズ展開があったiPad Airシリーズに注目したい。一方、手頃な価格帯の製品としては、シャオミのスマートフォンブランド「POCO」から出た新モデルなどが気になるところだ。

iPadの新製品としては、初めて13インチモデルが発売されたiPad Airに注目。チップセットには「M2」が搭載されたほか、Apple Pencil Proなどの新周辺機器への対応もあった。価格感としても多くのユーザーが検討できるギリギリの範囲に収まっていることもあり、大賞の座は揺るぎないだろう。

ニューカマーとしては、シャオミが6月下旬に発売したPOCOブランド初のタブレット「POCO Pad」を挙げた。同機は4万円台でありながらミッドハイ相当のチップセットを搭載する。

また、キャリアが販売するデータ通信可能なタブレットとしては、auの「Lenovo TabM10a」をピックアップ。こちらは取り回しの良さと手頃さを評価した。

【教えてくれた人】

ITライター/井上 晃さん

Apple

「13インチ iPad Air(M2)」(12万8800円~)

【ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzではないため、イラストなどの繊細な描画を行う場合には上位のProシリーズの方が適しているものの、Airでもカバーできる用途が広がりました。最小容量が128GBにUPしたのも◎(井上さん)】

iPad Airシリーズとしては初となる13インチモデルが5月に発売。チップセットは「M2」を搭載し、新アクセサリの「Apple Pencil Pro」にも対応した。通信仕様に関してはWi-Fi 6Eをサポートしたこともトピックだ。

13インチ

「iPad Pro(M4)」(21万8800円~)

同時期に登場したM4搭載の iPadProシリーズの方が性能は上。しかし、こちらは周辺機器によっては優に30万円を超えることも。ますます“高嶺の花”になってしまった。