“平成J-POP”を彩る8cmCDシングルだけを集めた『短冊CDディスクガイド』発売
DU BOOKSより、1990年代に一世を風靡した「8cmシングルCD」のディスクガイドが発売される。
短冊CDは日本独自のメディア規格であり、1990年代のJ-POPシーンを彩る存在であった。
ガイドブックには600を超える短冊CDのジャケットや作曲家・コモリタミノル、平間至、鬼龍院翔らの特別インタビューが掲載される。
DU BOOKSより、1990年代に一世を風靡した「8cmシングルCD」、いわゆる“短冊CD”だけを集めたディスクガイド『短冊CDディスクガイド』が7月12日に発売となる。監修者はテクノ系ミュージシャンのディスク百合おん、価格は2,750円（税込）。
8cmシングルCDは日本独自のメディア規格で、1988年に登場、あまたのミリオンヒットを生んだ1990年代のJ-POPシーンをまさに彩る存在。多くの場合表題曲とカップリング曲、時にはそれらのカラオケバージョンが収録され、価格も1,000円と買いやすい価格設定となっていた。
1990年代後半に入るとマキシシングルの登場により徐々に姿を消していくが、2023年には改めて60を超える新作がリリースされるなど、アナログレコードやカセットに続く“平成レトロ”として改めて注目が集まっている。
ガイドブックには、600を超える短冊CDのジャケットの表裏をカラーで掲載、当時の時代背景も交えた楽曲解説とともに楽しめるようになっている。レンタルシールやタイアップシールなども当時の時代を語るものとしてそのまま掲載されている。
SMAPへの楽曲提供としても知られる作曲家・コモリタミノルや、安室奈美恵やSPEEDなどのジャケット写真の撮影を担当した平間至、いち早く短冊CDに着目しリリースしたゴールデンボンバーの鬼龍院翔らの特別インタビューも掲載。“平成J-POP”の貴重な証言となるディスクガイドとなっている。
