JR、夏の「青春18きっぷ」発売決定 1万2050円で5日間乗り放題

AI要約

2024年夏の「青春18きっぷ」の詳細が発表され、価格や利用期間などが明らかになった。

青春18きっぷは普通列車やフェリーなどを乗り放題にする乗車券で、5日分の利用権があり、グループでの利用も可能。

また、北海道新幹線オプション券も発売され、青函トンネル通過が可能となる。

JR、夏の「青春18きっぷ」発売決定 1万2050円で5日間乗り放題

東日本旅客鉄道などJRグループ各社は6月18日、2024年夏の「青春18きっぷ」の詳細を発表した。価格は1万2050円(大人・こども同額)。7月10日より全国のJRの主な駅や旅行会社などで販売を始める。

 東日本旅客鉄道などJRグループ各社は6月18日、2024年夏の「青春18きっぷ」の詳細を発表した。価格は1万2050円(大人・こども同額)。7月10日より全国のJRの主な駅や旅行会社などで販売を始める。

 

人気の切符がこの夏も登場!

 青春18きっぷは学校の長期休暇にあわせ、毎年春夏冬にJR各社が販売する企画乗車券。全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席とBRT、JR西日本宮島フェリーなどが乗り放題となる一方、急行や特急、新幹線やJRから転換された第3セクター線などは、一部の例外を除き利用できない。

 

 「青春18」という名称だが年齢制限はなく、発売額も大人・こども同額。1枚に5日分の利用権がついている。通常の切符と違い、一緒に行動する場合に限りグループでの利用も可能。家族5人で日帰り旅行に使ったり、2人グループで2日分ずつ使い、余った1日分で1人旅を楽しんだりすることもできる。もちろん、5日分すべてを1人で使っても問題ない。

 

 発売期間と利用期間については以下のとおり。

 

発売期間:2024年7月10日~8月31日

 

利用期間:2024年7月20日~9月10日

 

 9月1日以降は新規購入はできないため、利用する際は切符を購入するタイミングにも注意が必要だ。

 

青函トンネル通過用「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」も発売

 青函トンネルと函館側の第3セクター(道南いさりび鉄道)区間については、「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を別途購入することで、青春18きっぷ利用者も通過することができる。

 

●青春18きっぷ北海道新幹線オプション券

 

発売期間:2024年7月10日~9月10日

 

利用期間:2024年7月20日~9月10日

 

価格:

 

・2490円(大人・こども同額)

※ 1枚につき1人1回利用可能

※ 青春18きっぷとの併用が必要

 

発売場所:全国のJRの主な駅や旅行会社など

 

利用可能路線:

 

・北海道新幹線「奥津軽いまべつ~木古内」間の普通車自由席

・道南いさりび鉄道線「木古内~五稜郭」間の普通列車

 

その他:

 

・道南いさりび鉄道線の各駅で下車した場合、運賃が別途必要

 

発売が危ぶまれた2024年夏の18きっぷ

 青春18きっぷは例年、年始にその年の発売・利用期間をまとめて発表していたが、2024年からはシーズンごとに発表する形に切り替わっている。

 

 2024年夏の発売分をめぐっては、一部の時刻表が青春18きっぷについて記載した表紙データをネット書店の予約ページから削除したことや、JR側の発表が時刻表発売直前まで出なかったこともあり、SNS(X)ユーザーの間で廃止されてしまうのではと心配する声が挙がってた。

 

文● @sumire_kon