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iPhoneストレージの「システムデータ」って何? 容量を減らす方法はありますか?
iPhoneのストレージで「システムデータ」が多い場合、その内容や対処法について解説します。
システムデータにはログやキャッシュ、Siriの音声データなどが含まれており、通常は削除の必要はありません。
容量が異常に大きい場合は再起動や初期化を試すことで解決することができることもあります。
![iPhoneストレージの「システムデータ」って何? 容量を減らす方法はありますか?](/img/article/20240617/666f53df90ea7.jpg)
iPhoneのストレージをチェックすると、「システムデータ」という謎の項目が大量の容量を占めていることがあります。この「システムデータ」が何を意味するのか、そしてなぜ容量を消費するのか、疑問に思ったことはありませんか?
そんなiPhoneの「システムデータ」について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
iPhoneのストレージで「システムデータ」が多いのですが、どうすればいい?
(回答)
iPhoneのストレージの「システムデータ」は、主にiPhoneの各動作をすばやく実行するためのファイルであり、多くの場合は消す必要がありません。ただ、その容量があまりにも大きい場合は何かしらの不具合の可能性がありますので、iPhoneを再起動、場合によっては初期化するのが有効です。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
iPhoneの設定アプリから「一般」→「iPhoneストレージ」と進むと、iPhoneのストレージの最大容量と、現在使用しているデータ量を確認できます。
画面下には各アプリが持っているデータ容量のサイズが表示されます。画面を1番下までスクロールすると「システムデータ」という項目を確認できます。
iPhoneのストレージにおける「システムデータ」には、主に以下の内容が含まれています。
・ログやキャッシュ
・Siriの音声データ
・Spotlightのインデックス
・キーチェーン
キャッシュは、アプリやシステムにおいて一時的に保存してあるデータのこと。
何度も繰り返し行われる動作において、必要なデータをその都度新しく読み込んでいたら時間がかかってしまいます。そこでデータを一時保存しておくことで、動作を素早くすることが可能です。
iPhoneを長く使えば使うほど、キャッシュの容量も大きくなり、データ容量が増えてしまう傾向にあります。
システムデータには他にも、iPhoneを構成するために必要なデータが含まれています。これらのデータを直接削除したりすることはできませんし、大概の場合は削除する必要がありません。
しかし何らかの理由でデータ容量が増えてしまっているのであれば、以下の方法で容量を減らせる可能性があります。