ブロードコム、ヴイエムウェア新社長に山内光氏を任命

AI要約

米Broadcomは、日本法人のヴイエムウェアの代表取締役社長に山内光氏が就任することを発表した。

山内氏は通信事業者向けのビジネスを統括し、日本のデジタルトランスフォーメーションを支援する意向を表明した。

山中直氏のリーダーシップへの感謝が述べられ、山内氏の新たなリーダーシップが期待されている。

ブロードコム、ヴイエムウェア新社長に山内光氏を任命

 米Broadcomは6月13日、7月1日付で日本法人のヴイエムウェアの代表取締役社長に通信事業者向けビジネスを統括する山内光氏が主任すると発表した。現職の山中直氏は6月末で退任する。

 Broadcomは、2023年11月にVMwareの買収を完了し、以降は「VMware by Broadcom」のブランドでビジネスを展開。日本では「ヴイエムウェア株式会社」として、インフラストラクチャーソフトウェア事業のマーケティングと営業を行っている。

 新任の山内氏は、2010年に入社し、法人営業、アライアンス、テレコム営業などの要職を経験し、特に大手通信事業者との緊密なパートナーシップを構築。直近では、通信事業者向けのビジネスを統括していた。

 就任について山内氏は、「日本でのBroadcomのインフラストラクチャーソフトウェア事業を指揮できることを光栄に思う。日本のお客さまやパートナーさまと密に協力し、データのプライバシーを守りながら新しい生成AIアプリケーションを展開できるようにするなど、日本の企業がデジタルトランスフォーメーションの取り組みを加速できるよう支援していく」と表明した。

 Broadcom アジア太平洋地域 ソフトウェアセールス担当プレジデントのSylvain Cazard氏は、「長年にわたり日本の事業の成長を導いてきた山中(山中直氏)のリーダーシップに感謝する。日本はBroadcomにとって重要な市場であり、お客さまのインフラストラクチャーの近代化の取り組みを支援する。山内(山内光氏)を新しい職務に迎えることができ、うれしく思う。ハイテク業界での経験と日本市場の知見を有し、われわれのアジア太平洋地域での成長とイノベーションを推進できる理想的なリーダー」とコメントしている。