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iPhoneのバッテリー寿命はどれくらい? 交換するにはお金がかかりますか? 【専門家が解説】
iPhoneのバッテリー寿命はフル充電サイクルを500回繰り返すと、最大容量の80%程度になる。寿命はおおよそ2~3年。
バッテリー寿命は簡単にiPhoneで確認でき、交換は有償で行われる。AppleCare+加入でも条件があるため注意が必要。
バッテリー寿命が過ぎた場合、バッテリー交換が必要で月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」運営のばんかが解説。
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iPhoneを100%まで充電しても、すぐ充電がなくなってしまう……という人は、バッテリーの寿命がきているのかもしれません。
iPhoneのバッテリー寿命とバッテリー交換について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
iPhoneのバッテリー交換はいつやる? 寿命はどれくらい?
(回答)
iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返すと、最大容量の80%程度になるように設計されています。これがおおよそ2~3年程度といわれており、バッテリー交換の1つの目安となっています。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
iPhoneで採用されているリチウムイオンバッテリーは、充電するたびに最大容量が少しずつ減っていきます。一般的には、フル充電サイクルを500回繰り返すと、最大容量の80%程度まで落ち込むそうです。
フル充電サイクルとは「バッテリー容量を全て使いきった際に、100%まで充電するサイクル」のことを指します。「100%まで充電した回数」ではなく、「充電した量の合算が100%となったら1サイクル」というのがポイントです。一般的に、この500回のサイクルは2~3年程度だそう。筆者が使用しているiPhone 12 Pro Maxは3年3カ月ほど使っていて、最大容量の76%となっているので、おおよそ目安通りといえます。
iPhoneのバッテリーの最大容量は、自分で簡単に調べることができます。
「設定」アプリを開き、「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」と進むと、最大容量が表示されます。
iPhoneのバッテリーは有償で交換できます。Apple Storeや正規サービスプロバイダでの店頭受付もありますが、オンライン手続きによる配送修理を行うことも可能です。
必要な費用は機種やモデルによって異なりますが、おおよそ1万1200~1万5800円ほど。Appleの公式Webサイトから簡単に調べることができます。「AppleCare+に加入していれば無償で交換できるのでは?」とコメントいただくこともありますが、「最大容量の80%未満に低下している場合」という条件があるので、注意が必要です。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。