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VRの天才が17年かけて開発した”ゲームボーイ互換機”発売
XRヘッドセット「Oculus Rift」シリーズの開発者であるパルマー・ラッキー氏が、ゲームボーイ互換機「ModRetro Chromatic」を3万1500円で発表した。
ModRetro Chromaticは、パルマー・ラッキー氏が17年の歳月をかけて開発したデバイスで、ゲームボーイやゲームボーイカラーとの互換性を持つ。
ディスプレーはバックライト付きの160x144ピクセルのIPS LCDを搭載し、音響面では超大音量スピーカーモジュールや3.5mmイヤホンジャックを備えている。
![VRの天才が17年かけて開発した”ゲームボーイ互換機”発売](/img/article/20240605/665fedaf41a22.jpg)
XRヘッドセット「Oculus Rift」シリーズの開発者として知られるパルマー・ラッキー氏は6月2日(現地時間)、ゲームボーイ互換機「ModRetro Chromatic」を発表した。価格は3万1500円。
XRヘッドセット「Oculus Rift」シリーズの開発者として知られるパルマー・ラッキー氏は6月2日(現地時間)、ゲームボーイ互換機「ModRetro Chromatic」を発表した。価格は3万1500円。
約17年の歳月をかけてつくられた自信作
ModRetro Chromaticは、同氏が約17年前から趣味の一環として開発を続けてきたデバイス。任天堂が発売した携帯ゲーム機「ゲームボーイ」「ゲームボーイカラー」との互換性をもち、同機のカートリッジを装着してプレーすることもできる。
ディスプレーはバックライト付きの160x144ピクセル、2.56形IPS LCDを搭載し、ゲームボーイカラーのディスプレーサイズ、解像度、サブピクセル構造、色バランスを正確に再現。カバーガラスはサファイアガラスを採用し、本体のマグネシウム合金チクソモールドシェルとあわせて強度も確保されている。
音響面では超大音量スピーカーモジュールと3.5mmイヤホンジャックを搭載。本家ゲームボーイカラーとは異なり、USB-Cケーブルを使って外部ディスプレーに映像を出すことも可能だ。
電源はゲームボーイカラーより1本多い単三乾電池3本駆動となっており、奇数本で動作する点は好みがわかれるかもしれない。
発売日は2024年のクリスマスシーズンの予定。6月5日現在、販売サイトで予約を受付中だ。
文● @sumire_kon