ノンスタ井上裕介、アニサキスの恐怖振り返る 医師は「病院としては何もできない」

AI要約

NON STYLE井上裕介がアニサキスによる食中毒の経験を語った。

井上はアニサキスが小腸に入り込んだことで激しい腹痛を経験し、食事が困難になった。

治療法が限られており、病院でも何もできない状況であった。

ノンスタ井上裕介、アニサキスの恐怖振り返る 医師は「病院としては何もできない」

 お笑いコンビNON STYLE井上裕介(44)が、1日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜午前9時25分)に出演。アニサキスによる食中毒の恐怖について語った。

 井上は5月23日に体調に異変を感じ、診察の結果、原因は「小腸アニサキス」だったことが判明。一時は激しい腹痛で食事ができないほどだったが、同28日に復帰を報告していた。

 アニサキスといえば胃壁にかみつくといったイメージがあるが、井上は「病院の先生がおっしゃるには、アニサキスが体内に入って、体内でアレルギー要素みたいなの(物質)をまくんですって。それが腹痛につながる」と説明した。

 原因となった食材は、恐らく生ものではあるものの特定はできず、「正直、日本で生まれてごはんを食べていたら回避は不可能やと思います。だって魚食うなって無理じゃないですか」と訴えた。

 井上のケースでは、アニサキスが小腸に移動した際に強い腹痛を発症。当初、仕事には支障がない程度の軽い腹痛が2日ほど続き、「それがたぶん、胃にいた時やと思うんです。その時は大丈夫やったんです。小腸まで行った時にグッと活動が…」と、急激に症状が悪化した。

 小腸まで移動した場合、内視鏡による除去などもできないため「病院の先生も『入院していただいていいんですけど、病院としては何もできないです』って。アニサキス自体は人間の体の中では生きられないので、だいたい1週間ぐらいで死滅するって言われて」と、アニサキスが弱るのをひたすら待つしかなかったという。

 腹痛で3日間何も食べられなかったそうで、「もうおなか自体減らないんですよ…張ってて」と語った。

 処方された薬や鎮痛剤、水や経口補水液だけは口にしていたものの、「ただ時間が過ぎるのを待つだけ。痛み止めの薬を処方されたら日常に動く分には問題ないけど、痛み止めが切れ始めたら急激に痛くなる」と振り返っていた。