河合優実、カンヌ国際映画祭の思い出を語る 「観客のみなさんが上映が終わったあとに直接声をかけてくれた」

AI要約

俳優の河合優実が『あんのこと』のトークイベントに登壇し、カンヌ国際映画祭での経験や映画の制作秘話について語った。

映画『あんのこと』は実話を基にした物語で、河合が過酷な人生を送る主人公を演じた。

映画は公開日が近づく中、学生からの興味深い質問が飛び交い、物語の背景や主人公のモデルについて明かされた。

河合優実、カンヌ国際映画祭の思い出を語る 「観客のみなさんが上映が終わったあとに直接声をかけてくれた」

 30日、映画『あんのこと』のトークイベントが都内で行われ、俳優の河合優実(23)と、入江悠監督が登壇した。

 河合は「カンヌ国際映画祭」から帰国後、初めてイベントに登壇し、カンヌでの思い出について「本当に自分にとって大きな経験になる。観客のみなさんが上映が終わったあとに直接声をかけてくれて、フランクに『どこをどう思った』みたいなことを伝えてくれる人が、すごい多かった」と話していた。

 今回の映画『あんのこと』は、2020年に新聞に掲載された「少女の壮絶な人生をつづった記事」に着想を得て描かれた実話をもとにした物語。河合は、子供のころから母親に暴力を振るわれるなど、過酷な人生を送ってきた主人公を演じた。

 この日のイベントでは、映画を観たばかりの学生からさまざまな質問が寄せられ、河井は主人公のモデルについて、次のように答えた。

「ある1つの新聞記事から、特定の女性から明らかに作ってはいるんですけど、そういう要素であったり、エピソードであったりっていうのは、脚本の段階で肉付けされていますし、そういう意味では、杏と同じような状況にある人々の集合体みたいなことでもある」

 映画『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国公開予定とのこと。(『ABEMA Morning』より)