「虎に翼」父役の岡部たかし、歌&ピースサインであさイチ生出演 大吉は「トリッキーすぎる!」

AI要約

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第45話では、寅子が新しい日本国憲法の記事を目にし、家族会議を開く決意をする。

寅子は司法省の人事課を訪れ、裁判官として採用されるよう桂場に交渉する。

ドラマでは寅子の父・直言役の岡部たかしがプレミアムトークに登場し、「さよーならまたいつか!」というオープニング曲で番組は終了した。

「虎に翼」父役の岡部たかし、歌&ピースサインであさイチ生出演 大吉は「トリッキーすぎる!」

 NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜午前8時)の第45話が31日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

 ※以下ネタばれを含みます。

 あらすじは、寅子(伊藤沙莉)の目に飛び込んできたのは新しい「日本国憲法」の記事だった。そこには「すべての国民は法の下に平等である」と書かれており、寅子は次第に力が湧いてくるのを感じる。立ち上がった寅子はさっそく家族会議を開き、そこで直明(三山凌輝)が大学へ行くこと、もう1度自分が仕事を探すことを提案する。

 寅子は司法省の人事課を訪れる。そこには桂場(松山ケンイチ)がいた。寅子は桂場に「裁判官として採用してください」と話す。

 再生する寅子が描かれ、第1話に繋がっていった。残り3分でオープニング曲、米津玄師の「さよーならまたいつか!」が流れた。

 ドラマで“ナレ死”を遂げた、寅子の父・直言を演じた岡部たかし(51)がプレミアムトークに生出演した。

 岡部はピースサインで「さよーならまたいつか!」と歌いながら登場。博多大吉は「始まり方がトリッキーすぎるって!」と応じた。大吉はこの日の朝ドラを「めちゃくちゃ、カッコイイ終わり方というか、ねえ~」と感心。鈴木奈穂子アナウンサーも「新しい章が始まる感じですかね」と話した。大吉は「子どもたちも力強く1歩を歩き始めましたけれども…」といい、鈴木アナは「お父さまは今週、お亡くなりになりましたけども」と語った。華丸は岡部のピースサインで「何も言えなくなった」と話した。

 同ドラマは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

 朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

 石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。