テレ東・石川社長「警察密着24時!!」で不適切な表現があったことを受け「きちんとした確認をしていなかった。我々のミス」

AI要約

テレビ東京の石川社長が不適切な表現を謝罪

同局の会見で処分に関する考慮を示唆

報道リリースの不備についても謝罪

番組が不適切な表現で批判を浴びる

事実確認不足や事実との食い違いが露呈

会社側から指摘を受ける

アニメ「鬼滅の刃」をテーマにした事件を取り上げる

不正競争防止法違反事件の報道に問題

中国への商品発注に関する事実確認不足

テレ東・石川社長「警察密着24時!!」で不適切な表現があったことを受け「きちんとした確認をしていなかった。我々のミス」

 テレビ東京の定例社長会見が30日、東京・六本木の同局で行われ、石川一郎社長が出席した。石川社長は、会見冒頭で、昨年3月に放送された「激録・警察密着24時!!」で関係者の名誉を傷つける不適切な表現があったとして「おわび申し上げます。きちんとした確認をしていなかった。我々のミス」と謝罪した。

 石川社長自身への処分については「これから考えたい」と述べるにとどめた。

 同番組の不適切な表現については、記者から約50分以上、質問が相次いだ。今回の一件に関して、報道各社などに一切、リリースを送らなかったことに関しても、同局は「大変、失礼いたしました」とコメントした。

 番組では、アニメ化された大ヒット漫画「鬼滅の刃」を連想させる商品の不正競争防止法違反事件を取り上げ、4人が逮捕されたと放送したが、その後3人が不起訴になった事実には言及していなかった。

 また、VTRに登場した会社について「『鬼滅の刃』のキャラクターをそのまま描いた商品を中国へ発注していた」と放送したが事実確認をしておらず、放送後に「そうした事実はない」と会社側から指摘を受けたという。