長渕剛が新人アーティスト育成構想ブチ上げ 自身のスタジオに豪華機材「ここを使ってくれよ」

AI要約

歌手の長渕剛(67)がユーチューブチャンネルにて新人アーティスト育成プロジェクト構想を明かした。

長渕は自身の音楽スタジオを紹介し、若者ミュージシャンたちが本格的な機材に囲まれたスタジオで音楽を作る機会がない現状を懸念している。

若いプロ手前のミュージシャンを育てるために、コンテストなどを通じて才能を発掘し、自身のスタジオを活用する考えを示した。

長渕剛が新人アーティスト育成構想ブチ上げ 自身のスタジオに豪華機材「ここを使ってくれよ」

 歌手の長渕剛(67)が27日、ユーチューブチャンネル「長渕剛のyoutube now now now!」に「数々の音楽が生まれた、長渕剛のスタジオの初潜入!」という動画をアップ。新人アーティスト育成プロジェクト構想を明かした。

 長渕は神奈川・藤沢にある自身の音楽スタジオ「What’s Zay STUDIO」を紹介。スタジオ名の「What’s Zay」(ワッツ・ゼイ)は鹿児島の方言「わっぜぇ」(すげぇの意)から来ているという。

 60年物のピアノや、かつて1~2億円したミキシング・コンソールなど、スタジオの魅力をたっぷりお披露目した長渕が憂慮しているのは、昔と違って最近の若者ミュージシャンたちがなかなか本格的な機材に囲まれたスタジオで音楽を作る機会がないこと。

 自身が若かりしころはメジャーレコード会社のスタジオで「そこで有意義な音楽を作らせてもらった」と振り返る。その上で「でも、今の若い連中はそういう環境があまりないんだよ。だから俺はカネいらないから、ここを使ってくれよ。俺がここまで頑張ってきてこういう環境を作ったから、あとはお前らがここに好きな音楽を書けと。メジャーレコード会社に四の五の言われないで、後は自分の好きな音楽をここで徹底的に作れやという風な思いがすごくある」と漏らした。

 そこで考えているのが、若いプロ手前のミュージシャンを育てることだ。「コンテストかなんかをゆくゆくやってさ。俺が育てたいみたいなアーティストに巡り合えば、そいつをピックアップして好きにやれという風にしたいなぁ。それでレコードが出るまで一切カネいらないよ。とにかくいい音楽作れと。ここを牽引していくのはお前らだという意識を持ってもらってこのスタジオが、本当にこれから時代を担う若者たちの聖地になってほしい」と明かした。

 長渕のお眼鏡にかなうミュージシャンは現れるのか。