映画女優デビュー65周年の吉永小百合「大好きな映画の世界でもう少し歩いていこうと思います」

AI要約

女優吉永小百合は映画女優デビュー65周年記念企画で特別上映会に登場し、これまでの映画キャリアを振り返った。

イベントでは、吉永自ら選んだ作品が上映され、撮影秘話などが語られた。

吉永は今後も映画の世界で活動を続ける意向を示し、124本目の映画についても言及した。

映画女優デビュー65周年の吉永小百合「大好きな映画の世界でもう少し歩いていこうと思います」

 女優吉永小百合(79)が24日、東京・東池袋の新文芸坐で、映画女優デビュー65周年記念企画「吉永小百合青春時代写真集」発売記念特別上映会イベントに登場。「よくここまで歩いてきた」と65年を振り返った。

 吉永は1959年の「朝を呼ぶ口笛」で映画デビュー。今回の企画は吉永のスクリーンデビュー65周年を記念し、〝吉永小百合の青春時代〟をテーマに2年間にわたり実施。6月6日には「吉永小百合青春時代写真集」(文藝春秋)が発売される。

 上映会では、吉永自ら選んだ俳優浜田光夫と共演した映画「潮騒」(森永健次郎監督、1964年)と「風車のある街」(同監督、66年)の2作品を上映。「潮騒」は作家・三島由紀夫の原作を、吉永と浜田の日活青春スターコンビ共演で映画化。小島の漁村を背景に、若い漁夫と海女の恋物語を描いた。「風車のある街」は吉永と浜田の純愛コンビが、長期のオランダロケを敢行。心に宿る本当の愛を探す純愛ドラマ大作。

 上映後に登壇した吉永は、娯楽映画研究家の佐藤利明氏とともにトークイベントを行い、撮影秘話などを語った。浜田に電話しイベント開催を伝えようとしたが、自宅に携帯電話を忘れてきたと笑い「帰ったらご報告いしたい」と話した。

 これまで123本の映画に出演している吉永。124本目について聞かれると「124本目の映画は準備中だが、製作会社に絶対言っちゃだめと言われている」と〝フライング〟してしまう場面もあった。最後に「大好きな映画の世界でもう少し歩いていこうと思います」と話した。