<あぶない刑事>“タカ”舘ひろしדユージ”柴田恭兵ד薫”浅野温子ד透”仲村トオル対談(前編) 4人そろえば「怖いものなし」

AI要約

新作映画「帰ってきたあぶない刑事」が公開される。タカとユージが探偵事務所を開業し、複数の事件に巻き込まれるストーリー。

舘ひろしさんや柴田恭兵さんなど、キャストが復活について喜びや驚きを語る。

8年ぶりの復活に対するキャストの感想や撮影の裏話が明かされる。

<あぶない刑事>“タカ”舘ひろしדユージ”柴田恭兵ד薫”浅野温子ד透”仲村トオル対談(前編) 4人そろえば「怖いものなし」

 ドラマ「あぶない刑事(デカ)」(通称・あぶ刑事)シリーズの最新作となる映画「帰ってきたあぶない刑事」(原廣利監督)が5月24日に公開される。「あぶない刑事」は、横浜を舞台に、破天荒な刑事コンビの活躍を描いた人気シリーズ。タカこと鷹山敏樹役の舘ひろしさん、ユージこと大下勇次役の柴田恭兵さん、真山薫役の浅野温子さん、町田透役の仲村トオルさんに、復活への思いや撮影の舞台裏、シリーズ開始当初の秘話を聞いた。(前後編の前編、取材・文・撮影:遠藤政樹)

 ◇あぶ刑事“復活”を聞いたときの反応はそれぞれ

「さらば あぶない刑事」以来、8年ぶりの新作映画は、定年退職して刑事を引退したタカ(舘さん)とユージ(柴田さん)が横浜に戻り、「T&Y探偵事務所」を開業。依頼人第1号として、どちらかの娘かもしれない彩夏(土屋太鳳さん)が現れ、母を探してほしいという。捜索を始めると、チャイニーズマフィア、謎の美女、元銀星会組長の息子が企む横浜新カジノ構想などが絡んできて……と展開する。

 --今回の復活について、どう感じられましたか?

 舘さん お話をいただいたときはすごくうれしかった。(前作で)「さらば」と言っちゃったけど大丈夫かなと思ったら大丈夫だというので(笑い)。それなら「やりましょう!と。この4人が一緒になると“最強”だな、怖いものなしだという気持ちになります。

 柴田さん 実は「もういいだろう」と思っていたけど、今回は「どちらかの娘かもしれない人物を登場させたい」と聞いて、今まで見せたことのないタカとユージのプライベートなニュアンスの芝居ができるのが面白いなと思った。撮影が始まると8年ぶりの感じがまったくしなかった。もう年取っていますから時間の流れが早くて、3年ぶりぐらいな感じでした。

 浅野さん 8年は早かったと感じたけど、「なぜ今なの?」って(笑い)。誰がどういう確信と根拠を持って今やろうと言ったのか聞いたけど、誰も「自分じゃない」としか答えないから、いまだに謎です。