3信速報・長野智子 ラジオ 中尾彬さん

AI要約

フリーアナウンサー長野智子(61)が22日、俳優中尾彬さんの突然の訃報に驚きを表明。中尾さんの最後のテレビ・ラジオ出演の模様も放送。

中尾さんは妻と共に“終活”に取り組んでいたことが報道され、自宅で静かに亡くなられた姿に感心を示しました。

中尾さんは周囲に「気にしないでください」「面倒だから」と言葉を残し、葬儀は家族だけですでに済ませていることも明らかに。

 フリーアナウンサー長野智子(61)が22日、パーソナリティーを務める文化放送「長野智子アップデート」(月~金曜午後3時30分)に出演。心不全のため亡くなった俳優中尾彬さんを悼んだ。

 長野は中尾さんと同じ事務所に所属。番組の冒頭で中尾さんの訃報の話題に触れると「本当に驚きました」とコメント。「ゴールデンウイークまで普通にお元気でお仕事されているとうかがっていたので、突然のことでまさかという思いです」と信じられない様子で語った。

 番組では、中尾さんの最後のテレビ・ラジオ出演となった今年1月3日放送の新春特番「小松左京クロニクル 『日本沈没』を探す旅 特別編 初語り」の一部の音源を放送した。

 パーソナリティーの伊東四朗(86)と軽妙なトークを繰り広げ、長野は「ずっと聞いていたい感じですよね。声にも張りがあって、本当に普段の中尾さんですよね。だからまさか、まさかこの半年後にっていう」と改めて突然の別れとなったことに驚いた。

 中尾さんは妻の池波志乃とともに“終活”に取り組んでいたことも伝えられており「これだけ現役でギリギリまで働いていらっしゃって、終活もご夫婦できちんとされていて」。訃報を受け、「眠るようにご自宅で亡くなられて。見事だなと。すごいなと思いました」と語った。

 また「これからお別れの会とかなさるかもしれないですけど、すでに葬儀もご家族が終わらせていて。ご本人は『皆さんそんなに気にしないでください』と。そういうふうに、きれいに志乃さんに言い残していかれたそうですよ」と中尾さんの言葉を紹介。「『誰に招待状が行くとか行かないとか面倒だから』とおっしゃっていたので、生前。粋な方ですね」としみじみと話した。

 関係者によると、中尾さんは16日までに亡くなり、すでに池波ら近親者で葬儀を執り行ったという。5月に入っても仕事をこなしており、突然の訃報となった。