中村獅童、長男・陽喜の夢を明かす「大きくなったら昼は歌舞伎、夕方からプロレスラー」まさかの二刀流

AI要約

中村獅童が松竹特別歌舞伎の製作発表会見に出席し、演目や息子の中村陽喜について語る。

公演では獅童が楽しみ方を伝える「中村獅童のHOW TO かぶき」から始まり、親子共演もある。

陽喜が歌舞伎座で初舞台を迎える予定で、将来の夢としてプロレスラーになることも語っている。

 歌舞伎俳優の中村獅童が22日、都内で巡業公演「松竹特別歌舞伎」(6月30日~7月31日、全国22か所)の製作発表会見に出席した。

 演目は獅童が歌舞伎の楽しみ方を伝える「中村獅童のHOW TO かぶき」から始まり、澤村國矢、中村獅一、中村蝶紫による「鞘當(さやあて)」、中村種之助の「供奴(ともやっこ)」、獅童、中村陽喜による「橋弁慶」を上演する。「橋弁慶」では武蔵坊弁慶役の獅童と牛若丸役の陽喜による親子共演となる。

 獅童は、陽喜が藤間勘十郎氏のもとで「橋弁慶」の稽古に励んでいることを明かし、「期待をかけすぎると親のエゴになってしまうので、のびのびと元気よくやってもらえれば」。4月から小学生になった陽喜は戦国武将が大好きで、獅童は「すごく難しい質問をしてくることがある。僕でも分からない時は、『そんなことは自分で調べなさい』と言うようにしています」と冗談交じりに語った。

 陽喜は、6月の歌舞伎座「六月大歌舞伎」で弟の夏幹と初舞台を迎える。最近はプロレスに興味を持ち始め、「大きくなったら昼の部に歌舞伎に出て、夕方からプロレスラーになる。歌舞伎役者でプロレスラー。宇宙で歌舞伎をやるのが夢」と語っているという。獅童が「みんなが『陽喜く~ん』って優しく呼んでくれるのは、パパのおかげだから、勘違いするなよ」と諭すと、陽喜は「分かってるよ!」と答えるという。