柴咲コウ、フランスで自炊生活 主演映画の役作りで観光はせず「エッフェル塔もかすめただけ」
AI要約
女優、柴咲コウ（４２）が主演映画「蛇の道」の完成披露試写会に出席。映画は黒沢清監督によるリメークで、フランスを舞台にしたサスペンス作品。柴咲はフランス語のセリフに挑戦し、現地で生活を学ぶことで役作りに取り組んだ。
柴咲は観光地を避け、役作りのためにフランスで前乗りした。一方、共演の西島秀俊は復讐というテーマにちなんで甘いものにリベンジしたいと語る。
女優、柴咲コウ（４２）が２０日、東京都内で行われた主演映画「蛇の道」（黒沢清監督、６月１４日公開）の完成披露試写会に共演の西島秀俊（５３）、青木崇高（４４）らと出席した。
同作は黒沢監督が１９９８年に公開された自作の同名映画を自らリメーク。舞台を東京からフランスに移し、柴咲が娘を殺された父親の復讐に協力する心療内科医を演じるサスペンス作品だ。全編フランスロケで、柴咲は仏語のせりふに挑戦。現地ではダミアン・ボナール（４５）ら仏俳優陣らとも共演した。
柴咲は約３カ月にわたりせりふを中心に仏語を特訓。パリで働く女性の設定で、役作りでは「付け焼刃感を出したくなかった」との理由で撮影開始の約１カ月前から現地でアパートを借りて自炊生活。「毎日マルシェ（市場）で野菜を買って歩いて、なじんでいきました」と明かした。
その間、観光地には足を運ばず、「エッフェル塔もかすめた（素通りした）だけ」と説明。柴咲の姿勢に青木は「役柄の生活感も出すため、しっかり、たっぷりと（撮影場所に）前乗り（前泊）しようと思う」と参考にしていた。
西島は物語のテーマである「復讐」にちなみ、リベンジしたいものを聞かれると「甘いもの」と回答。「今（別の作品の）撮影で減量中なので食べたい。あと１日で終わるので、プリンとか、みたらし団子とか…。高カロリーで」と盛り上がっていた。
