笑福亭鶴瓶 阪神大震災直後に救いの手を差し伸べてくれた世界的名優「コンコンってノックして…」

AI要約

1995年1月17日、淡路島北部で起きたマグニチュード7・3の地震による阪神・淡路大震災直後のエピソードを明かした笑福亭鶴瓶。

震災直後に「笑っていいとも!」に出演するために東京へ向かった鶴瓶の楽屋に、偶然出演するロバート・デニーロが訪れ、被害状況を心配し、サポートを申し出た。

心優しい行為に感謝しながら、震災直後の人々の困難な状況を思い起こした鶴瓶の心温まるエピソード。

笑福亭鶴瓶 阪神大震災直後に救いの手を差し伸べてくれた世界的名優「コンコンってノックして…」

 落語家の笑福亭鶴瓶(72)が、19日放送のニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜後4・00)に出演し、阪神・淡路大震災直後の心温まるエピソードを明かした。

 1995年1月17日、淡路島北部を震源とするマグニチュード7・3の地震が起きた。関連死を含めて死者は6000人を超えた。

 鶴瓶は被災直後、レギュラー出演していたフジテレビ系「笑っていいとも!」に出演するため、交通が寸断される中でかろうじて東京へ。しかし、やはりスタジオ入りが遅れてしまったという。楽屋入りすると、ドアをノックする音が。開けてみると、目の前に立っていたのは、世界的人気俳優のロバート・デニーロだったという。

 「俺のところにコンコンとノックして、開けたらデニーロさんで。俺のところの前やからね、楽屋が。“あの人が(被害に)遭ったのか?”っていうんで、コンコンってノックして、開けたらデニーロさんで。通訳の人と、“何かあったら言ってくれ。いつでも行くから。何かできることがないのか”って俺に言わはった」。

 デニーロはその日、偶然にも「いいとも!」のゲストだったという。鶴瓶は「“震災で遅れているのか?彼は”って聞いたんでしょうね」と推測し、心優しい申し出に感謝していた。