flumpool山村隆太、7年半ぶりドラマ出演に「緊張」 “当時AD”のドラマPが名指しオファー

AI要約

山村隆太がフジテレビ系スペシャルドラマ『最寄りのユートピア』に出演し、主人公・隆司が憧れるミュージシャン役を演じる。

ドラマは音楽とお酒を通じて心を通わせる2人のストーリーを描く。

制作陣は新人脚本家と経験豊富な演出家、プロデューサーが手掛ける。

flumpool山村隆太、7年半ぶりドラマ出演に「緊張」 “当時AD”のドラマPが名指しオファー

 ロックバンド・flumpoolの山村隆太が22日、都内で行われたフジテレビ系スペシャルドラマ『最寄りのユートピア』(25日放送 後10:00)の制作発表会見に、俳優の神尾楓珠、北香那とともに出席した。

 今作は、ミュージシャンとしての成功を夢見て路上ライブを中心に活動するも、いつしか音楽を楽しむ気持ち、夢への情熱を見失い、自信も目標も失いかけている主人公・工藤隆司(くどう・たかし)と、他人からは順風満帆に見えるような人生を送りながらも、いつも心に満たされない思いを抱えている木崎夕莉(きざき・ゆり)が出会い、不器用な2人が、“お酒”と“音楽”とともに過ごすことで次第に心を通わせていき、それぞれの人生に希望を見いだしていく姿を描く。

 同局系の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(2017年1月期)以来のドラマ出演となった山村は、神尾が演じる主人公・隆司が憧れるミュージシャンとして本人役で出演を果たす。

 多くのフラッシュを浴びて「慣れてない場で緊張気味です」と借りてきた猫のように恐縮していた山村だが「このドラマにもご縁を感じるのは、今回も並木(道子)監督で、そして当時ADだった方がプロデューサーとして声をかけてくださったのは、やっていてよかったなと感じました」と笑顔で回想。バンドの15周年とも重なり「一つご褒美をいただけた気持ちです」とほほ笑んだ。

 会見ラストには、山村のギター演奏に乗せ、神尾がメインテーマ「背中合わせ」を生歌唱。贅沢なコラボレーションに駆けつけたファン100人も大喜びだった。

 脚本は「ヤングシナリオ大賞2023」で佳作を受賞し、今作がテレビドラマ脚本デビューとなる片岡陸氏、演出は『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)、『金魚妻』(2022年)などを手がけてきた並木道子氏、プロデューサーは『ナンバMG5』(2022年)、『ブルーモーメント』(2024年)などを手がけてきた栗原彩乃氏が担当する。