ゲイリー・オールドマン、映画『ハリポタ』シリーズでシリウスは十分に描かれていなかった

AI要約

ゲイリー・オールドマンは、映画『ハリー・ポッター』シリーズで演じたシリウス・ブラックについて、彼が不十分に描かれていたと感じていたことを明かした。

シリウス・ブラックは、ハリーの父親の親友で後見人であり、ファンに愛されるキャラクターだったが、映画シリーズではあまり活躍する場面が少なかった。

ゲイリーは、新しく製作が決まったドラマシリーズに再登場する可能性についてもコメントし、またワーナー・ブラザース・ディスカバリー製作のドラマは原作に忠実に制作される予定だと報じられている。

ゲイリー・オールドマン、映画『ハリポタ』シリーズでシリウスは十分に描かれていなかった

 映画『ハリー・ポッター』シリーズで、シリウス・ブラックを演じたゲイリー・オールドマン。シリウスは、映画シリーズの中で、十分に描かれなかったと語った。

 『窓際のスパイ』でエミー賞にノミネートされていたゲイリーが、授賞式のレッドカーペットで、IndieWireの記者に「シリウスが大好きだ」と述べ、「彼は十分に描かれなかった。登場したと思ったら、すぐに消え去ってしまった」と明かした。

 シリウスは、主人公ハリーの父ジェームズの親友にしてハリーの後見人、悲劇的な運命を背負った、ファンに人気のキャラクター。映画版では、2004年に公開された『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』に登場するも、続く2005年の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では短時間のみ登場、2007年の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』ではすぐに殺されてしまった。2011年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』にも登場するが、フラッシュバックのシーンであった。

 またこのインタビューでゲイリーは、HBOで製作が決まった新ドラマシリーズにカムバックする意思があるかと聞かれると、「賭けてもいいけれど、彼らは全員新しいキャストを起用するつもりだろう」とコメント。「数年後にはおそらく、ダンブルドアを演じられるかもしれないな」と明かした。

 なお、ドラマ版『ハリー・ポッター』は、映画シリーズでプロデューサーを務めたデヴィッド・ハイマンが、製作総指揮として参加。J・K・ローリングの原作に忠実に制作されるそうだ。

 ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの製作発表を受け、X(旧ツイッター)では原作ファンが大いに盛り上がりを見せ、「ハリポタドラマ化、マジで映画でカットされたシーンとか脚色されすぎたくだりとかは余すことなく原作通りにやってくれ」といったコメントや、「ハリポタドラマ化決定したってことは『椅子を反っくり返らせて二本脚で支え、のんびりもたれ掛かっていた。とてもハンサムだ。黒髪が、ジェームズもハリーも絶対まねできないやり方で、はらりと優雅に目のあたりにかかっている』なシリウス・ブラックが見れるってことでいい………?」と期待を寄せる声が散見されていた。