「父親に忖度しすぎ」TBS“二世”女性アナの復帰に局が異例対応「安住はもっと働いてる」辛辣指摘も

AI要約

野村彩也子アナウンサーが体調不良からの復帰を報告し、TBSでの業務再開を喜んでいることをInstagramでコメント。

復帰に伴い、TBSもコメントを発表し、今後は声の仕事に重点を置いて活動することを明らかに。

TBSが異例のコメントを公表し、業務過多が体調不良の原因であったこと、そして業務負担を逃してしまったことに深い反省を示していることが物議を醸している。

ネット上ではこの異例のコメントに対して様々な意見が出されており、会社の対応が野村アナに対するフォローや忖度に繋がっている可能性が指摘されている。

「父親に忖度しすぎ」TBS“二世”女性アナの復帰に局が異例対応「安住はもっと働いてる」辛辣指摘も

 9月18日、体調不良で休養していたTBSの野村彩也子アナウンサーが自身のインスタグラムで業務復帰を報告した。

 野村アナは青空の写真とともに、以下のコメントを投稿。

《TBSテレビ アナウンスセンターに復帰致しました。休養中励ましの言葉を送ってくださった方、本当にありがとうございます! 多くの方々に助けていただいて復帰できたことに感謝しながら今後も一歩ずつ進んでいきます!これからも温かく見守っていただけたら幸いです》

 インスタグラムへの投稿は、2023年8月以来、約1年ぶり。

「野村アナは2020年入社の5年目の女性アナです。『王様のブランチ』や『よるのブランチ』など、ラジオも含めて多くの番組に出演していましたが、昨年9月から休養していました」(スポーツ紙記者)

 同日、TBSも野村アナの復帰を伝えるコメントを発表。

《体調不良により休養していました野村彩也子アナウンサ一ですが、無事体調も回復し、今週からアナウンスセンターに復帰いたしました。当面は声の仕事を中心に活動いたします》

 復帰できたことは何よりだが、上記の文言のあとに、異例のコメントが付いていたことが物議を醸すことに。

《なお、体調不良となったのは業務過多によるものです。当社としては、その兆候を早期に察知することができず、業務負担をコントロールできなかったことを深く反省しており、再発防止に取り組んでおります》

「いちアナウンサーの休養復帰に際して、テレビ局がわざわざ“反省のコメント”を公表するのはとても珍しいと思います。野村アナと同じTBSの蓮見孝之アナも、昨年の夏から休養に入り、今年の2月に約7か月ぶりに復帰しましたが、そのときは局からのそういったコメントは一切ありませんでした」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

 TBSの異例コメントに対して、ネット上にはさまざまな声が上がっている。

《反省は社内でやればいいのでは?》

《何か野村家へのフォローというか、ご機嫌をとったな、と思われても仕方ない》

《この人の父親が野村萬斎さんでなかったら、今回と同じ対応をTBSはしただろうか?》

 野村アナの父は狂言師の野村萬斎。その活躍は狂言師だけでなく、演出家としては東京五輪2020大会の開会式・閉会式を総合統括する「チーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター」に任命され、俳優としても、2024年4月から放送された『アンチヒーロー』(TBS系)に重要な役どころで出演した。

 ネットでは、TBSが父・野村萬斎に“忖度”して、今回の休養は全面的に会社側が悪いということを社外に表明したのでは、という声が広がっているのだ。

「野村アナは以前、『遅刻癖がひどくて番組を降板させられた』と週刊誌で報じられたことがありました。そのときは週刊誌の取材に、『個別の社員の業務内容についてはお答えできません』と局は回答しています。今回の“反省コメント”の発表は、“遅刻癖”報道を否定する意味が込められていたのかもしれませんが、局が必要以上に野村アナを気にしているなとは思いますね」

 SNS上では《安住さん、江藤さんをはじめもっと過酷な勤務をしている人がいるのも事実》という指摘も。

 たしかに安住紳一郎アナのほうが多忙かもしれないが、役員待遇のベテランと5年目のアナウンサーを比べるのは酷かもしれない。いずれにせよ、野村アナの元気な姿を見られるのが楽しみだ。