山田孝之×仲野太賀『十一人の賊軍』場面写真20点&2本の特別映像が一挙公開!

AI要約

山田孝之と仲野太賀がダブル主演し、白石和彌が監督を務める映画『十一人の賊軍』(11月1日公開)から、豪華キャストによる緊張感みなぎる場面写真20点とオフショット、2本の30秒特別映像が一挙公開された。

本作は、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを映画化。江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代を舞台に、捕らえられていた11人の罪人たちが<決死隊>として、憎き藩のために命を懸けて砦を守る任に就く姿を描く。

公開された写真や特別映像からは、戦いだけでなくドラマも期待できる内容が伺える。

山田孝之×仲野太賀『十一人の賊軍』場面写真20点&2本の特別映像が一挙公開!

 山田孝之と仲野太賀がダブル主演し、白石和彌が監督を務める映画『十一人の賊軍』(11月1日公開)から、豪華キャストによる緊張感みなぎる場面写真20点とオフショット、2本の30秒特別映像が一挙公開された。

 本作は、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、企画・プロデュース紀伊宗之、白石監督、脚本・池上純哉という映画『孤狼の血』チームが60年の時を経て映画化。江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代を舞台に、戊辰戦争の最中、新発田(しばた)藩で繰り広げられた歴史的事件、奥羽越列藩同盟軍(=旧幕府軍)への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが<決死隊>として、憎き藩のために命を懸けて砦を守る任に就く姿を描く。

 公開された写真は、場面写真20点にオフショットを加えた全21点。賊軍と呼ばれる異なる罪状で寄せ集められた罪人たちが一様に同じ方向を見据えるカットや、そんな彼らを取りまとめる鷲尾兵士郎(仲野)が刀を構える気迫のショットをはじめ、命と自由を天秤にかけ戦場で暴れ回る賊軍たちの姿が。さらに、政(山田)と兵士郎が取っ組み合いや、なつ(鞘師里保)が政を抱き抱える様子など、戦いだけではないドラマを期待させるシーンの数々なども切り取られている。

 そんな緊張感みなぎる写真の数々に加え、オフショットとして公開されたのは、追加キャストとして発表された際に、SNSで顔が似ていると話題になった佐野岳とナダルが、揃いの衣装を身にまとい、仲良く肩を並べる1枚。本編では、官軍・先遣隊隊長、世良荘一郎(安藤ヒロキオ)の腹心として、官軍の中でもひと際目立つ揃いの衣装を身にまとい、賊軍たちの前に立ちふさがる役どころだが、実は双子の兄弟役であることが判明。和やかな笑顔での2ショットを披露している。

 また、併せて公開された2本の特別映像は、「溝口 絶体絶命篇」と「新政府軍(官軍)篇」というそれぞれの勢力にフォーカスした内容に。「溝口 絶体絶命篇」では、阿部サダヲ演じる、舞台となる新発田藩の実権を握る溝口内匠が、着実に勢力を広げる新政府軍と近隣諸国で同盟を結ぶ旧幕府軍のどちらに付くか、究極の選択を迫られ、板挟みで狼狽える中、家臣たちからも決断を迫られ右往左往するが、一変、吹っ切れたように、「切り捨てい!」と苛烈な号令を下す様子。一方、「新政府軍(官軍)篇」では、玉木宏演じる山縣狂介率いる官軍が、獲物を狩るかのごとく、新発田を追い詰めていく様子から始まり、標的を定めた山縣の不敵な笑みや目を見開く姿、そして壮絶な戦いの様子が次々と映し出される中、最後は土佐藩士、官軍先鋒総督府・軍監、岩村精一郎(浅香航大)の狂気に満ちた高笑いで締めくくられている。(高橋理久)