剛力彩芽「極悪女王」大ヒットが頼みの綱…独立で仕事激減、前事務所に「戻りたい」と泣きついた台所事情

AI要約

1980年代に一世風靡した悪役レスラー、ダンプ松本を題材にしたNetflixシリーズ「極悪女王」が話題。

シリーズでは、リアルなファイトシーンがウリになっており、キャストはプロレスの道場に通い、現役選手から手ほどきを受けている。

特に準主役の剛力彩芽は、個人事務所で活動中であり、大ヒットを期待している。

剛力彩芽は、オスカープロモーションを退社し、個人事務所を設立して独立したが、女優としての仕事量が減少し、苦戦している状況。

最近では、オスカー時代と比べて役に恵まれず、端役が多いことや、女優としての活動と社長業の両立に苦労している様子が伺える。

剛力彩芽はかつて、ZOZOTOWN創業者の前澤友作氏との熱愛が報道され、その後の交際で仕事が減少。独立後も苦戦し、前澤氏との関係を切った後に「極悪女王」出演を通じて再び活躍の場を広げようとしている。

剛力彩芽「極悪女王」大ヒットが頼みの綱…独立で仕事激減、前事務所に「戻りたい」と泣きついた台所事情

 19日、世界独占配信がスタートしたのが、1980年代に一世風靡した悪役レスラー、ダンプ松本を題材にしたNetflixシリーズ「極悪女王」(全5話)。

 全日本女子プロレスで「極悪同盟」を率いたダンプ松本を演じるゆりやんレトリィバァ(33)を筆頭に、ライバルのタッグチーム「クラッシュ・ギャルズ」長与千種役の唐田えりか(26)、ライオネス飛鳥役の剛力彩芽(32)らは、実際にプロレスの道場に通い、長与をはじめ現役選手からプロレスの手ほどきを受けるなど、リアルなファイトシーンがウリになっている。

「ゆりやんは40キロ、唐田、剛力もそれぞれ10キロ近く増量した体重を撮影期間中キープし、ほぼすべての試合シーンを役者たちが再現するなど、リアリティーを追及。途中、ゆりやんのケガで撮影は一時ストップするアクシデントがありましたが、前評判は大ヒット中の『地面師たち』以上との声も上がっています」(芸能ライター)

 極悪女王の出演キャストの中で誰より大ヒットを願っているのが、準主役の剛力だという。剛力は2020年8月、18年間所属したオスカープロモーションを退社。同年3月に設立した個人事務所「ショートカット」で活動をスタートさせ、独立を果たしている。だが、現在、事務所の経営状態は芳しくないとのこと。

「個人事務所で活動を開始した当初は、独立前に決まっていたドラマや映画、舞台に出演していましたが、昨年に関してはドラマ出演はゼロ。今年に入って徐々に盛り返していますが、オスカー時代のように役に恵まれず端役が多い。それと、女優と社長業の両立にだいぶ苦戦している様子です。『極悪女王』の大ヒットでオファーが舞い込むのを期待したいところでしょう」(週刊誌記者)

 剛力の個人事務所には、オスカー時代の後輩女優、吉本実憂(27)が21年5月から所属していたが、22年の年末に退所している。独立の厳しさを身をもって痛感した剛力は、“古巣”に泣きついたという。

「オスカー時代は主役に抜擢され、誰よりも恵まれていましたが、今では仕事量も減り苦戦していることから、前所属事務所のオスカーの最高幹部に『戻りたい』と何度か相談していたようです。しかし、オスカーとしては前カレの前澤友作さんと交際していた時にさんざん振り回された苦い経験があるので、首を縦に振ることはなかったようです」(前出・週刊誌記者)

 02年の「全日本国民的美少女コンテスト」の2次選考に落選した剛力は、オスカーのスタッフにスカウトされデビュー。女優としては、11年の月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」(フジテレビ系)に出演以降、次々にドラマの主演を勝ち取り、一躍有名女優の仲間入りした。

「ドラマのほか、ランチパックのCMなどオファーが殺到したことから事務所のゴリ押しと囁かれたことがあったが、演技力だけでなく歌唱力もあり、ダンスもうまい。なにより性格がいいから、ビートたけしや明石家さんまといった大御所からもかわいがられました」(前出・芸能ライター)

■前澤氏との交際でドラマやCMオファーが激減

 ところが、2018年に発覚した熱愛で状況は一変する。大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」創業者の前澤友作氏との熱愛について、所属事務所は剛力の仕事に支障が出ないことを条件に容認したというが……。

「事務所に内緒で、サッカーW杯ロシア大会に剛力を同伴させたり、前澤さんが米国で月旅行を発表した際にもアメリカに同行していたり、振り回されっぱなしの揚げ句、剛力が事務所にギャラの歩合制を要求したことで、事務所との関係は悪化したと言われています」(前出・週刊誌記者)

 剛力は、20年3月にオスカープロを退社した先輩の米倉涼子(49)に続くように、同年8月に独立。それ以前に破局していた前澤氏とはほどなくして復縁。しかし、その1年後、剛力は自ら前澤氏に別れを切り出している。

「前澤氏との交際が発覚してから、ドラマのオファーは激減。一時はCM女王と呼ばれていましたが、CM出演もパタリとなくなりました。前澤氏から手切れ金でももらっていたら少しは楽できたのでしょうが、実際は1円ももらっていないようです」(前出・芸能ライター)

 そんな中、「極悪女王」出演は、剛力にとって大きなチャンスなのは間違いないだろう。

「Netflixのギャラは高額と言われていますが、それは2、3年前の話で、今は民放ドラマのギャラのプラスアルファ程度と言われています。それに、世界配信と言われていますが、ネトフリのドラマに出演した日本の俳優にハリウッドからオファーが舞い込んだという話はほとんど聞きません。日本の俳優は基本、日本のドラマや映画を主戦場にするほかない状況です」(前出・芸能ライター)

「極悪女王」の大ヒットで、剛力は再び女優として浮かび上がることができるか。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

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