mekakushe×長瀬有花のコラボ企画始動、第1弾楽曲「さみしい惑星」配信スタート

AI要約

mekakusheと長瀬有花がオリジナルストーリー「世界が美しいからだよ」を全3部作の音楽で表現するコラボ企画を始動させ、その第1弾となる楽曲「さみしい惑星」を本日9月17日に配信リリースした。

「さみしい惑星」は「セカイ系」「Y2K カルチャー」にインスパイアされた物語の始まりを告げるキャッチーなポップロックナンバーで、楽曲アレンジにはハヤシコウスケ(シナリオアート)が参加。ミュージックビデオおよびジャケットは、どこか懐かしい画風で人気を博しているイラストレーターの飴日和を迎えて制作された。

──わたしが歌う理由を、寂しさに惹かれる理由を、きみに教えてほしかった。おはよう、人類。いつも通りの毎日の、ひとつだけちがう朝、世界滅亡のニュース速報がねぼけまなこに焼きついた。

mekakushe×長瀬有花のコラボ企画始動、第1弾楽曲「さみしい惑星」配信スタート

mekakusheと長瀬有花がオリジナルストーリー「世界が美しいからだよ」を全3部作の音楽で表現するコラボ企画を始動させ、その第1弾となる楽曲「さみしい惑星」を本日9月17日に配信リリースした。

「さみしい惑星」は「セカイ系」「Y2K カルチャー」にインスパイアされた物語の始まりを告げるキャッチーなポップロックナンバーで、楽曲アレンジにはハヤシコウスケ(シナリオアート)が参加。ミュージックビデオおよびジャケットは、どこか懐かしい画風で人気を博しているイラストレーターの飴日和を迎えて制作された。

■ “世界が美しいからだよ”あらすじ

──わたしが歌う理由を、寂しさに惹かれる理由を、きみに教えてほしかった。

おはよう、人類。

いつも通りの毎日の、ひとつだけちがう朝、

世界滅亡のニュース速報がねぼけまなこに焼きついた。

その夜、わたしはとても不思議な体験をしました。

夢のなかでイマジナリーフレンドに会いました。

不可思議な現象を夢日記に書き留めるうちに、

きみがだれなのか知りたくなりました。

わたしとは何なのか分からなくなりました。

どうして生きてるのかとかも考えました。

きみに、会いたくなりました。

ねえ、もし一週間後に世界が滅亡するとしたら、

あなたはどうする?

■ mekakushe コメント

寝るまえに、あした世界が終わってしまったらどうしようと考える癖があります。

当たり前なんてひとつもないこと、すべての日々が特別だということ、をすぐに忘れてしまうこと。

その癖が小さい頃から抜けないから、わたしは楽曲制作をするときはいつも終末と向き合い、自ずとテーマにしてきました。

「さみしい惑星」では、長瀬有花さんと二人だから、二人なら、いつもより強くなれるかもしれないと思い、いつも以上に終末と向き合い曲作りをしようと思いました。

少し苦しかったけど、「さみしい惑星」のレコーディング中、わたしたちの境界が曖昧になる感覚があり、ずっと表現したかった終末の領域にたどり着けた気がしました。

あした世界が終わっても別にいいかなと、ほんの少しだけ思えちゃう無敵の瞬間があるのですが、それは楽曲が完成した帰り道です。

今日こそはという日々を積み重ねることでしかかき消せない不安だらけの世界ですが、「さみしい惑星」がこの世界に誕生したことで少しだけ強くなれた気がします。きみも同じだと嬉しいです。

■ 長瀬有花 コメント

mekakusheさんは、以前に長瀬有花の「やがてクラシック」や「宇宙遊泳」を手がけてくださいました。

自分が思う mekakusheさんと長瀬有花には、美しさを見出す琴線に共通する部分があって、お互いの音楽がとても好きで、歌声も少し似ています。

そんな二人だからこそ描ける世界と美しさをここに詰めこみました。

ぜひ聴いていただけたら嬉しいです。

■ ハヤシコウスケ(シナリオアート)コメント

物語が始まる期待感と、終わりに向かうような寂しさが同居したような不思議な楽曲。

日常から突然宇宙に放り出されたようなオープニング。

どこか懐かしさを感じるサウンド。

二人の声が、窮屈な日々から引き剥がしてくれるようで、大好きな曲です。

現実と非現実の境界線を行ったり来たりしながら揺れ動く世界を編曲で彩らせていただきました。

■ 飴日和 コメント

このたび、楽曲のMVとジャケットイラストを担当させていただきました。

制作にあたって、数年前に書いた夢日記を読み返しましたが、ほとんどの出来事が記憶になく誰かが書いた物語のように見えました。

夢は現実のようにはっきりとしていて、おかしなことが起きてもこの世界のことだと思い込み、違和感がありません。しかし、目が覚めると記憶がぼやけていき夢の中の出来事だったのだと気がつきます。

今回はそんな、夢日記を書いている時のように現実と夢の記憶が入り混じった、二人だけの居場所をテーマに絵を描きました。

子守唄のように優しく、寂しさに寄り添うような素敵な楽曲と主人公の夢日記と共にお楽しみいただけますと幸いです。