吉田拓郎 一度限り復活のコンセプトミニアルバム発表 ラジオへの熱い思い込める

AI要約

吉田拓郎が11月20日にコンセプトミニアルバム「ラジオの夢」を発売することを発表した。

吉田はラジオ番組とともに歩んできた歴史があり、23年に一線から退いたが、再びラジオに感謝を表す作品を制作することを決意した。

収録曲は新曲「Address Unknown」を含む5曲で、一度限りの復帰作としてリリースされる予定。

吉田拓郎 一度限り復活のコンセプトミニアルバム発表 ラジオへの熱い思い込める

シンガー・ソングライターの吉田拓郎(78)が11月20日にコンセプトミニアルバム「ラジオの夢」を発売する。13日、ニッポン放送「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」に出演し発表した。

吉田は1970年にデビューし、70年代から2020年代まですべての年代で「オールナイトニッポン」のパーソナリティーを担うなど、ラジオ番組とともに歩んできた。22年にアーティスト活動の一線から撤退したが、ニッポン放送からのリクエストで23年12月の「オールナイトニッポン GOLD」年末特番でパーソナリティーを務めた。その際に「自分が一番居心地のよかった場所」「ラジオに救われたアーティスト人生」であったことを再認識。最後にラジオへの感謝を伝えるべく「ラジオ&青春」をテーマにした作品の制作を決意したという。

番組内では「ラジオとの青春が人生の中で大きなテーマだった。一つやり残した事として”ラジオと青春”というテーマにこだわって詞を書いて曲を作ってみたくなった。振り返ると子どもの頃からラジオがそばにいてくれたおかげで音楽に芽生え、その後もいろんなシーンで僕を救ってくれた」とラジオとの関係を回想。

「改めてラジオにありがとう、リスナーのみんなにもありがとう、という気持ちを表現したのがこの作品です」と今作への思いを説明した。

収録曲は新曲「Address Unknown」などを含めた5曲で、一度限りの復帰作だという。

吉田は「ラジオを通じて一緒に歩いて、立ち止まって、笑って、涙して、一緒に、一緒にそこにいてくれたリスナーのみなさん、すてきな人生をお過ごしください。僕は本当に長い間ラジオとつきあえて幸せでした。本当にありがとうございました。ラジオ、あー面白かった」と番組を締めくくった。