来春スタートのNHK朝ドラ「あんぱん」クランクイン 今田美桜が北村匠海と撮影に初参加

AI要約

女優、今田美桜(27)がヒロインを演じる2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」が高知ロケでクランクインした。

登場人物や撮影の様子、放送予定などが明らかになった。

物語はやなせたかしさんと小松暢さん夫妻の人生を題材にしている。

今田美桜、北村匠海らが登場し、撮影初日の様子や制作の裏話が明かされた。

作品への取り組みや感想、エピソードなどが紹介された。

放送開始までのスケジュールや期待される展開などが述べられた。

制作統括や脚本、キャストの演技について、期待されるポイントが語られた。

物語の舞台設定や背景、登場人物の関係性などが紹介された。

フィクションと実在の人物とのリンク、ドラマのテーマやメッセージについて触れられた。

来春スタートのNHK朝ドラ「あんぱん」クランクイン 今田美桜が北村匠海と撮影に初参加

女優、今田美桜(27)がヒロインを演じる2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」がこのほど高知ロケでクランクイン、その模様が10日、同局から公開された。

国民的キャラクター「アンパンパン」を生んだ漫画家、やなせたかしさんと、小松暢(のぶ)さん夫妻の人生を題材に描く同作。妻で役名・朝田のぶ役の今田と夫で役名・柳井崇役の俳優、北村匠海(26)が、やなせ夫妻の故郷・高知県で撮影に入った。

ドラマ自体は7日、2人は翌8日、海山の自然豊かな安芸郡芸西村(げいせいむら)で撮影初日を迎えた。2人は9日に会見し、今田は「いつも初日は少しソワソワして緊張するんですが、今回は不思議とあまり緊張せず、リラックスして入ることができました」とホッとした様子。「スタッフや高知の皆さんが心地よく迎えてくださったからです」と感謝した。

のぶは足の速い少女とあって「走るシーンから撮影が始まって『韋駄天おのぶ』で臨み、とても楽しくできました」とちゃめっ気たっぷりの感想。「高知はこんなにも暑いのかとびっくりもしました」と驚きつつ、「やなせさん夫妻はこのような大自然の中で過ごしたのかと思いをはせました。放送をお楽しみに」と呼びかけた。撮影は来年8月までを予定。今月30日にスタートする橋本環奈(25)主演の「おむすび」に次いで来春の放送開始となる。

放送当初の時代設定は、戦争の足音が近づく昭和初期。物語は、やなせ夫妻の実人生を踏まえて進行する。のぶと崇は小学校の幼馴染で、放送開始から1、2週は2人とも子役が演じるため、今田と北村の本格的な出演は3週目から。8日は、のぶがかき氷を食べたり、崇が砂浜で弟と取っ組み合いを始めるシーンなど、いずれも3週の放送分が撮影された。

北村は「高知で撮影を始められたので、良かった。より一層『あんぱん』の世界観に引き込まれた」と手応えを感じた様子。「高知はごはんもおいしいし、動物や植物が全てのびのびしている。現地の方々の応援も感じたので、しっかり作品でお返しできるよう頑張ります」と誓った。

のぶは戦前から地元の新聞社で記者として働き、戦後に入社した崇とともに同じ雑誌の担当に。その後、のぶは東京へ。漫画家を目指す崇ものぶを追いかけ上京し、2人は共同トイレ・風呂なしのオンボロアパート(六畳一間)で暮らすようになる。やがて結婚するが、「アンパンマン」が世に出るまでには、それから長い月日がかかることになる。

やなせさんは2013年、暢さんは1993年に他界したが、中園ミホさんの脚本で、夫妻の人生が波乱万丈の物語として大胆に再構成されるという。「アンパンマン」をほうふつとさせる愛と勇気あふれる朝ドラになりそうだ。制作統括は倉崎憲氏。