元アンジュルム和田彩花、パリ留学中に鑑賞 『チャイコフスキーの妻』の絵画的な映像美に感動

AI要約

元アンジュルムの和田彩花が公開初日トークイベントに出席し、映画『チャイコフスキーの妻』をパリ留学時に鑑賞したこと、映像美の良さを称賛。

和田はアート好きであり、絵画的な映像美やカメラワークに感動し、主人公たちの愛の形について考察。

チャイコフスキーの理想が兄弟愛であり、アントニーナの夫婦愛との対照を通じて、人間関係の複雑さを示唆。

元アンジュルム和田彩花、パリ留学中に鑑賞 『チャイコフスキーの妻』の絵画的な映像美に感動

 元アンジュルムの和田彩花が6日、都内で行われた映画『チャイコフスキーの妻』公開初日トークイベントに出席した。

 アートに関わるエッセイや書評も多く手がけ、大のアート好きとして知られる和田は、2022年2月から1年半にわたり仏パリに留学。その際に現地の映画館で本作を鑑賞したという。

 和田自身は、実践女子大学大学院博士前期課程美術史学修了の経歴を持つ。歴史の陰に埋もれた“世紀の悪妻”アントニーナの残酷な愛のかたちを描いた、格調高い絵画的な映像美に「カメラも揺れ動きながら行く生っぽい描写が好きでそういう所がグッときました」

 また、本作で描かれるチャイコフスキーとアントニーナの愛の形については以下の通りに述べた。

 和田「チャイコフスキーはアントニーナのことを全く理解していないわけではないと思う。結婚する時に『兄弟愛のように生活していきたいんだ』と、チャイコフスキーの理想は兄弟愛なんだとすごくびっくりしました。そこに夫婦愛がない、男女愛がないのはもしかしたら当時も今も不自然だったかもしれないけど、よくよく考えたら兄弟愛のように家族の形を素敵な形で作っている方はたくさんいる。そう考えるとその気持ちも分かるし、でもアントニーナの夫婦愛、男女の結びつきや愛を求めることも理解できる。どちらも思いがあってすれ違ってぶつかっている。それが一つ発見できることだと思いました」