SixTONES 田中樹、盟友 菊池風磨との相性は? 環境が変わっても変わらない唯一無二の関係性

AI要約

SixTONESの田中樹と菊池風磨の盟友関係について

田中が悔しみながらも菊池の成功を支える姿勢

2人の親交が細かいエピソードや共演を通じて強まる

 SixTONESの田中樹が、9月8日に放送される『ニノさん』(日本テレビ系)にゲスト出演。盟友・菊池風磨(timelesz)と共演する。

 田中と菊池といえば、同期で仲が良いということは広く知られている。

 2008年に同じ事務所に入った2人は、学年こそ菊池が1つ上ではあるものの、誕生日は1995年の3月と6月ということでわずか3カ月差。意気投合するまでに多くの時間はかからなかった。

 その仲の睦まじさが功を奏して、2021年と2022年には舞台『DREAM BOYS』にて共演。主演を菊池が、親友であり、ライバルであるチャンプ役を田中が務めたことでも話題になった。この『DREAM BOYS』の主演とチャンプの関係性、非常に本人たちに似ているように感じる。

 というのも、田中は菊池と仲が良いからこそ悔しい思いをしたこともあると、以前テレビ番組にて明かしているのだ。それは、菊池がSexy Zoneとしてデビューが決まったときのこと。同期の菊池が先にデビューしたことが悔しくて、家に帰り、初めて仕事で泣いたのだという。

 でも、だからと言って、そこで関係性が壊れないのが“ふまじゅり”の良さ。デビュー組とジュニア、立場は違えど2人は多くの場面で共演ししてきた。

 特に印象的だった共演の機会として筆者が思い出してしまうのは、2015年から2017年の3年にわたり、TOKYO DOME CITY HALLで開催された菊池のソロコンサートのことだ。

 このソロコンサートのステージにバックダンサーとして3年間立ち続けた田中。バックダンサーという立ち位置ではありながらしっかりと見せ場もあり、菊池の後ろで華を添えるというよりも互いに肩を組んで、ともにソロコンサートという晴れ舞台を盛り上げている姿が印象的だった。

 特に、2017年の公演『風 is I ?』は評判の高い公演となった。開始して間もなく、菊池が「10年前の12歳の時に亡くなった」という設定を語るところからスタートするこの公演は、22歳の姿で1日だけ愛すべき仲間とやりたいことを全部やる、というのがテーマになっている。もしも、現実で起きたら驚いてしまいそうな設定だが、そこで田中たちが作り上げる“22歳の菊池”を受け入れる空気感が絶妙。本当に仲が良いからこそ醸し出せる空気感だったと思う。

 また、2016年の『風 are you ?』では、嵐の「ALL or NOTHING Ver.1.02」を歌う場面の冒頭、菊池と田中がショットグラスで乾杯をし、手をクロスさせて飲むシーンは“ふまじゅり”を象徴する1シーンだ。

 気づけばそこから時は経ち、田中もSixTONESとしてデビューを果たした。しかし、2人の関係性は変わることない。仲の良いエピソードは数あるものの、ファンがそれを直接体感できたものとして『SixTONESのオールナイトニッポン サタデースペシャル』(ニッポン放送)に菊池がゲスト出演した際のことを思い起こす人も多いのではないだろうか。

 2021年当時の放送では、菊池、田中、そして同じく仲が良い森本慎太郎と3人で自然体な空気感でトーク。番組の中で菊池が繰り出した「あんたたちの方がナウいって」という迷言を、田中と森本がイジっていた一幕が記憶に新しい。

 トークではもちろん、パフォーマンスでも多くの共演をしてきた2人。「モテるだろうな」と互いに思うポイントを問われたインタビューでは「(自分と)性格が似てるところ!」という回答でハモるほど、息がぴったりである。どうかこれからも変わることなく、2人の関係性が続くことをファンとしては願いたい所存だ。