テレビ朝日『グッド！モーニング』週7日放送、『有働タイムズ』のエンタメ要素に期待
テレビ朝日は日曜日のラインアップを大幅に変更し、朝の情報番組と夜の冠番組を新たに放送することを発表。さらに、日曜の情報・報道番組も改革することで、視聴者に幅広い情報を提供する取り組みを行う。
『グッド！モーニング』が土曜に続き日曜でも放送されることとなり、週7日の編成が実現。また、新設される『有働タイムズ』ではエンターテインメント要素を取り入れた番組展開が予定されている。
テレビ朝日はこれらの改編を通じて、視聴率向上や視聴者ニーズへの柔軟な対応を目指しており、日曜の情報番組を中心に新たな展開を見せることが期待される。
テレビ朝日は6日、同局で秋の改編説明会を実施した。日曜日のラインアップを大きく変更し、朝の情報番組『グッド！モーニング』（午前5時50分）が日曜に枠を拡大、夜にはフリーアナウンサー有働由美子の冠番組『有働タイムズ』（午後8時56分）が放送される。
今回の改編の目玉は日曜の情報・報道番組の改革だ。夜には、長年ニュース・情報番組でさまざまな情報を伝えてきた有働をメインに迎えて『有働タイムズ』が新たにスタートする。
さらに、4月改編で土曜日に拡大していた『グッド！モーニング』が10月からは日曜にも拡大し、週7日のベルト編成となった。平石直之アナ、荒井理咲子アナ、三山賀子アナに加えて、ABCテレビの増田紗織アナ、メ～テレの小松崎花菜アナも出演し、東阪名の3局共同制作で総力取材する。
同局総合編成部長・河野太一氏は『グッド！モーニング』の拡大理由について、「1週間を通じて見てもらえる番組を目指そうと」と説明。平日午前7時台で民放トップの視聴率を獲得し、4月から土曜日に拡大し、同曜日でも同時間帯で民放トップを獲得したことに手応えを感じ、日曜にも拡大することになったと明かした。前番組『サンデーLIVE!!』でも東阪名の3局共同制作だったが、この座組を変更せずに放送するとした。
また、4年間放送されていた『サンデーステーション』に代わり、『有働タイムズ』が始めることについては、「ニュース一辺倒でお届けしてきた。有働タイムズではエンターテインメント要素をより含めて放送」と説明。「これまでとは違う形での番組」を届けることを狙いに挙げた。
