水卜麻美アナ、涙の謝罪“10年+1”の『24時間テレビ』完走で局内注目は「次は日テレ退社か永久MCか」

AI要約

総合司会を務めた水卜麻美アナウンサーに注目が集まる今年の『24時間テレビ』。不穏な雰囲気の中、番組は放送されたが、やす子さんの健闘や視聴率の向上などポジティブな話題もあった。

水卜アナは過去の寄付金着服問題について謝罪し、信頼回復に努める姿勢を示す。番組の成功に向けて自らの貢献を模索している様子がうかがえる。

『24時間テレビ』だけでなく、水卜アナ自身の今後にも注目が集まっており、彼女のキャリアがどのように発展していくのかが注目されている。

水卜麻美アナ、涙の謝罪“10年+1”の『24時間テレビ』完走で局内注目は「次は日テレ退社か永久MCか」

 逆風のなか8月31日と9月1日に放送された日本テレビの大型特番『24時間テレビ』。いい意味でも悪い意味でも大きな注目を集めた今年の番組だが、日テレ関係者の間では総合司会を務めた水卜麻美アナウンサー(37)の今後に注目が集まっているようだ――。

 2023年に発覚した系列局の元幹部による寄付金着服問題に加え、“蜜月関係”にあった旧ジャニーズ問題も勃発。ジャニー喜多川氏(享年87)による加害問題が国際的に問題視され、旧ジャニーズ事務所が消滅したわけだが、2003年のTOKIO以来、メインパーソナリティーに旧ジャニーズタレントを起用してきたこともあり、今年の『24時間テレビ』には例年以上に冷ややかな目が向けられた。

 さらに大型の台風10号が西日本を中心に猛威を振るう真っ只中で、チャリティーマラソンを強行することにも批判が寄せられる厳しい状況で、『24時間テレビ』は放送日を迎えた。

「結果的に放送当日、関東地方の風雨はそれほど強くなく、チャリティーランナーのやす子さん(25)は見事に80km超を完走。視聴率も昨年よりは高く、なんとか軟着陸したといったところではないでしょうか」(制作会社関係者)

 やす子は「全国の児童養護施設に募金マラソン」に挑戦。その募金額は4億3801万4800円と、1人で2023年の募金総額8億4805万9341円の約半分を集めたこと、ノーギャラで走ったことも明らかになり称賛の声が寄せられた。

 番組全体の世帯視聴率は12.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高視聴率は25.4%を記録。2023年の世帯11.3%、瞬間最高24.8%を上回った。

「今年の『24時間テレビ』は“やす子様様”となりましたね。募金額もそうですが、台風が迫るなか彼女が走るのかどうかに大きな注目が集まりましたし、賛否の声が大きくなり話題になったことで、“ちょっとは見てみるか”となった人もいたでしょうからね。

 そんな『24時間テレビ』を巡っては、今年も放送があることを水卜アナが発表した際の“涙の謝罪”も物議を醸しましたよね」(前同)

 寄付金着服問題について、水卜アナは6月20日にMCを務める朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)で「みなさまからの信頼を裏切ってしまう行為です。あらためて心よりお詫びいたします」と謝罪。

 その後も「本当に申し訳なく思っていますし、心苦しく思っています」と頭を下げ、「でも、だからこそ、みなさまが作ってくれた『24時間テレビ』を私たちは続けたいです」と、今年も同番組を放送すると説明。放送日と総合司会を水卜アナ、羽鳥慎一(53)が担当することが明らかになった。

 さらに水卜アナは『ZIP!』に続いて同日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)にも生出演。『24時間テレビ』の着服問題について再び謝罪し、「大切な寄付金を、責任を持ってお届けするため、再発防止策を講じて、信頼の回復に努めてまいります」と語った。