「犯人特定しろよ」やす子 マラソン中に“胸触られ被害”で日テレにも怒りの声…局側が明かした「事件時の対応」
やす子が24時間テレビのチャリティーマラソンに挑戦し、雨の中でも懸命に走り続けて視聴者を感動させた。
やす子が左足首を痛めながらもゴールに向かう姿に感動し、視聴者からの寄付額は高額になった。
やす子がゴール直前に観覧者によるセクハラ疑惑に巻き込まれるハプニングがあったが、番組側は対応についてコメントを発表した。
8月31日から9月1日にかけて放送された『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか？』（日本テレビ系）。お笑い芸人・やす子（26）がチャリティーマラソンに挑戦し、全国の児童養護施設への寄付を募るべく約81キロを見事完走した。
「台風10号の接近によって、マラソンコースは日産スタジアムの陸上トラックを周回するコースに変更されました。やす子さんは400メートルトラックを75周走破しましたが、天候も落ち着いてきたことから翌日早朝に東京・両国国技館を目指して出発。ゴールしたのは、午後8時40分頃でした」（スポーツ紙記者）
雨に降られながらも懸命に走り続けたやす子。後半では左足首を痛めてしまったが、痛みに耐えながらも沿道の声援に応えていた。そんなひたむきな姿に胸を打たれた視聴者も相次ぎ、募金額は4億3801万4800円に達した。
だがゴール直前には、沿道にいた一般人男性がやす子に手を伸ばすというハプニングが物議を醸した。
「ゴールまであと400メートル地点で、やす子さんがラストスパートをかけているところでした。中継では沿道で声援を送る人々の中から、笑いながらやす子さんに近寄って右胸に触れた男性が映り込んだのです。サポートランナーも直ぐに気付き、手を伸ばして防ごうとしていましたが間に合わず。またすぐ近くにいた警備員も、男性の動きに警戒する様子は見られませんでした。やす子さんも一瞬動揺した表情を見せていましたが、そのままゴールに向かったのでした」（スポーツ紙記者）
視聴者が騒然とした観覧者による“セクハラ疑惑”。Xやネットではこの男性だけでなく、《最初からやす子の胸しか見てないじゃん！！日テレ犯人特定しろよ》《す子さんの胸を触る男性ふざけんな！ 日テレは、やす子さんを救えてない。》と番組側にも批判が及んでいた。
そこで本誌は3日、日テレを取材。まず、こうしたハプニングに対する同社の見解、警察への通報なども含めた男性への対応、そして今後の対策について聞いた。
すると同日14時半ごろに、広報部から文書で次の回答があった。
「ランナーに向けて手を伸ばした方がいましたが、並走していたガードランナーが対応いたしました。警備に関しては、所轄の警察と連携し警備体制を組んでおりました。また、ランナーと沿道の皆さまの安全を守るため、当該エリアはロープを張ったうえで警備員を配置し複数のガードランナーが並走しておりました」
なお、番組側から男性に注意をしたかどうかなどは明かされなかった。来年もチャリティーマラソンが行われるのであれば、ランナーにとってより安全な環境となることを願いたい。
