『IVE』、世界19カ国回る初ワールドツアー完走 ”夢”の東京ドームでファイナル、全23曲披露し完全燃焼

AI要約

韓国のガールズグループ「IVE(アイヴ)」が初のワールドツアーのファイナルを東京ドームで成功裏に終えた。

2022年のNHK紅白歌合戦に初出場したIVEは、キュートなルックスとパフォーマンス力で約9万5000人のファンを魅了した。

メンバーたちが感慨深さを表現しながら、感謝の気持ちを伝える場面も多く見られた。

『IVE』、世界19カ国回る初ワールドツアー完走 ”夢”の東京ドームでファイナル、全23曲披露し完全燃焼

 韓国のガールズグループ「IVE(アイヴ)」が5日、世界19カ国を回る初ワールドツアー「IVE THE 1ST WORLD TOUR 'SHOW WHAT I HAVE'」のファイナルを東京ドームで飾った。初の夢舞台で前日と合わせて約9万5000人のDIVE(ファン)を動員。2022年のNHK紅白歌合戦にも初出場した気鋭の6人組は、キュートなルックスとパフォーマンス力を武器に全23曲を披露し完全燃焼した。

 昨年10月のソウルを皮切りに始まった初のワールドツアー。タイトルは、「私、そして私たちが持っているもの(I HAVE=IVE)を、堂々とした姿で見せる」というグループ名の由来をそのまま表現した。昨年11月から今年2月に横浜、福岡、大阪の3都市で全6公演を開催後、ロサンゼルス、パリ、ベルリン、ロンドンなど世界の主要都市を訪れ、28都市全37公演で42万人を動員した。

 その締めくくりが最大のキャパシティーを誇る東京ドーム。大歓声の中で6人のシルエットがステージに浮かび上がった後、純白の衣装でステージに舞い降りた6人は、「I AM」でオープニングを飾った。母国に凱旋(がいせん)した日本人メンバーのレイ(20)は「ただいまー‼」と元気いっぱいにシャウトした。

 アンコールではトロッコでアリーナを一周。ファンの大歓声とキラキラしたまなざしを肌で感じたリズ(19)や、イソ(17)、ガウル(21)は最後のあいさつで感極まって涙を流しなからDIVEやメンバーに感謝を伝えた。

 ウォニョン(20)はすべて日本語であいさつ。「ツアーの最後のステージが東京ドームであることが本当に信じられないです。2日間いろんなたくさんのエネルギーをもらって本気で幸せだと思いました」と喜びを語った。

 レイは手紙を朗読し「子どものころ、お母さんの手を引っ張って東京ドームのコンサートを4階のいちばん後ろの席で見て『あんなにステキな舞台で輝ける日を見たい』と思った私に言いたいです。『夢がこの瞬間かなったよ』って」とニッコリ。最後に円陣を組んで「お疲れさまでした」とねぎらいあった。