「フワを説教してほしかった」…一緒に旅行していた『トンツカタン』森本にテレビ界が期待していた役割

AI要約

芸能界で炎上したフワちゃんの暴言騒動について、関係者が説明や反応をする中、トンツカタンの森本晋太郎が関与を否定。

フワちゃんの暴言が大問題化した経緯や謝罪内容、森本が関与を否定する一方でテレビ業界の期待について解説。

テレビ業界では、森本がフワちゃんに対して矢部浩之のような役割を果たすことが期待されていたが、結果的にフワちゃんの番組打ち切りと降板が決定される運びとなった。

「フワを説教してほしかった」…一緒に旅行していた『トンツカタン』森本にテレビ界が期待していた役割

やす子(25)のSNSでの投稿に対するフワちゃんの暴言が大炎上した件を受けて、渦中の人物の一人であるお笑いトリオ『トンツカタン』の森本晋太郎(34)がついに口を開いた。

森本は、フワちゃんが<おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす>と引用リポスト投稿を行った際、『Aマッソ』の加納(35)とともに旅行中だった。

暴言が大騒動となった後に投稿した謝罪文で、フワちゃんは暴言が投稿された経緯を以下のように説明していた。

<投稿当時、私はアンチコメントについて話していて、偶然目にしたやす子さんの投稿に、「これにアンチコメントがつくなら。」といった趣旨で、本件の投稿の内容を記載し、その場にいた方に表示した画面を見せたところ、操作を誤って実際に投稿してしまいました>

謝罪文の中でフワちゃんは森本も加納も<投稿には関わっておりません>としていたが、「じゃあ、『その場にいた方』は誰なのか?」「一緒に旅行していたなら、森本らと大喜利していたと見るのが自然では」との声があがっていたのだ。

8月24日に更新されたYouTubeチャンネル「美容師芸人コモリギャルソンch」に出演した森本は「僕が関与していることではないというのだけは、はっきりと言える」と騒動への関与を否定。そのうえでこう言い張った。

〈やってないことを“やった”みたいな感じで言われるのは、やっぱりこたえるのはあるよ。でも逆に僕はなんかをやって炎上したことはないから。こういうふうに人間って事実を歪曲していくんだって思った〉

この発言にはさっそくネットを中心に<何をやっていないの?><彼女は旅行中に誰と大喜利をやっていたのか?>などとツッコミが入ったのだが、実はテレビ業界からも失望の声があがっていた。

森本には“ある役割”が期待されていたというのだ。

放送作家によれば、森本は「フワちゃんにモノ言える人物」なのだという。

「知名度はフワちゃんよりは低いですが、芸歴的には先輩で、親交も深い。フワちゃんの人となりをよくわかっている。だからこそ、プライベートで旅行していたわけですが……そんな彼だからこそ、期待されていた役割があった」

それは『ナインティナイン』岡村隆史(54)が’20年に舌禍事件を起こした際の“相方・矢部浩之(52)の役割”なのだという。

当時は新型コロナの影響で職を失うなどして貧困に苦しむ人が続出。それを受けて、岡村は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『オールナイトニッポン』でこんな暴言を吐き、謝罪文を出すハメになった。

<(コロナが)収束したら、可愛い人が短期間ですけれども、お嬢(風俗嬢)やります><短期間でお金を稼がないと苦しいですから><だから今は我慢しましょう>

この相方の窮地を救ったのが矢部だった。失言後、1回目の『オールナイトニッポン』に乱入して公開説教。”お前一人ではまたトラブルを起こしかねない”とばかり、番組パーソナリティに復帰。『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』から『ナインティナインのオールナイトニッポン』へ番組は様変わりするのだった。

「おあつらえ向きの舞台があったんですよ。その名も『フワちゃんのオールナイトニッポン0(ZERO)』。ネット上にも<森本さん呼んでガチ説教してもらおう!! どう足掻いても放送事故なるんだからフワちゃん一人だと本当収拾付かなくなるから進行する人が必要だよー><とりあえず森本行ってやって…今日はフワ1人はきびしいよ…>という声があがっていた」(前出・放送作家)

だが、しかし――フワちゃんの暴言が騒動になったのが4日。『オールナイトニッポン』は直後の5日深夜に放送予定とあって、あえなく休止となり、9日には番組打ち切りとフワちゃんの降板が発表されてしまった。

「矢部さんは件(くだん)の“公開説教”で、スタッフに横柄な態度を取るといった岡村さんのふるまいを指摘。増長が問題発言に繋がったと批判しました。フワちゃんの暴言騒動も、彼女をよく知る森本さんが、タメ口などの礼を失した態度や遅刻癖などをキッチリ説教すれば、世間の留飲は下がったはず。活動休止に追い込まれることはなかったのではないか……」

森本がすべきは保身ではなく、親友を救うための愛ある説教だった。それがテレビマンたちのホンネなのだという――。