「ワンダー 君は太陽」のアナザーストーリーが12月公開、ヘレン・ミレン出演

AI要約

映画「ホワイトバード はじまりのワンダー」は「ワンダー 君は太陽」のアナザーストーリーであり、顔に障害のある10歳の少年のいじめや家族の支えに立ち向かう姿が描かれる。

本作では、前作で主人公をいじめたジュリアンとその祖母サラが中心となり、ナチス占領下のフランスでの過去が告白されるストーリーが展開される。

キャストにはアリエラ・グレイザーやオーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、ヘレン・ミレンらが出演し、監督はマーク・フォースターが務める。公開は12月6日に予定されている。

「ワンダー 君は太陽」のアナザーストーリーが12月公開、ヘレン・ミレン出演

2018年に日本公開された「ワンダー 君は太陽」のアナザーストーリーとなる「White Bird」が、「ホワイトバード はじまりのワンダー」の邦題で12月6日に公開されるとわかった。

R・J・パラシオによる児童小説を原作にした「ワンダー 君は太陽」では、顔に障害のある10歳の少年“オギー”ことオーガストが初めて通い始めた学校でいじめや裏切りに遭い、くじけそうになりながらも家族に支えられて困難に立ち向かっていくさまが描かれた。パラシオはもう1つの物語として「ホワイトバード」を発表。「ワンダー 君は太陽」のプロデューサーたちが再集結して映画化を実現させた。

「ホワイトバード はじまりのワンダー」の主人公は前作でオギーをいじめたジュリアンと、その祖母サラ。ジュリアンはいじめにより学校を退学処分になって以降、自分の居場所を見失っていた。そして孫の行く先を心配したサラは、彼を希望に満ちた未来へと導くために、封印していた過去を告白する。それは少女時代にナチス占領下のフランスで過酷な状況に置かれていたサラが、同じクラスでいじめられていたジュリアンと彼の家族によって救われていたというものだった。

少女時代のサラを「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」のアリエラ・グレイザーが演じ、サラの同級生ジュリアンにオーランド・シュワートが扮する。そしてサラの孫でいじめを行っていたジュリアン役でブライス・ガイザーが続投。ジリアン・アンダーソンもキャストに名を連ね、現在のサラ役でヘレン・ミレンが出演した。監督は「プーと大人になった僕」のマーク・フォースター。YouTubeでは予告編が公開されており、「勇気ある優しさが、人々を変えていく」というテロップが収められている。

キノフィルムズが配給する「ホワイトバード はじまりのワンダー」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

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