7 MEN 侍「胸を張れる作品にできれば」初の新橋演舞場単独主演『MASSARA』開幕

AI要約

ボーイズグループ「7 MEN 侍」が新橋演舞場で初の単独主演を果たす舞台『MASSARA』がスタート。物語は高校時代の仲間たちが再集合し、青春時代と現在の自分を比較する姿を描く。

舞台『MASSARA』では、ダンスアーティストSotaと脚本家福田響志が参加し、新しいエンターテインメントを創造する。役者たちは初の単独主演に向けて意気込みを語る。

『MASSARA』の出演者は7 MEN 侍と多数の俳優が務め、彼らはファンとともに伝説的な舞台を作り上げることを目指している。

7 MEN 侍「胸を張れる作品にできれば」初の新橋演舞場単独主演『MASSARA』開幕

ボーイズグループ「7 MEN 侍」がグループとして新橋演舞場単独初主演を勤める舞台『MASSARA』(2024年9月4日~29日)が初日を迎え、出演する中村嶺亜、佐々木大光、本髙克樹、菅田琳寧、今野大輝、矢花黎が取材に応じた。現在全国ホールツアーを開催中で、最も勢いに乗る彼らが、数々の先輩たちが名舞台を作り上げた新橋演舞場で初の単独主演を飾ることになり、意気込みを語った。

物語は高校時代をともに過ごした仲間たちが、あることをきっかけに再集合するところから始まり、青春時代に思い描いた未来像とは違う今の自分にやるせなさを感じながらも、写真に写し出された思い出をなぞり、今の自分と向き合う姿を描く。構成・演出・振付に、ダンスアーティスト「GANMI」のリーダー兼ディレクター・Sota、脚本に、翻訳・訳詞や振付までマルチな才能をみせる福田響志を迎えて、「7 MEN 侍」とともに新しい舞台を創造する。

中村は「先輩の皆さんが数々の名作を生み出した舞台。自分たちも座長として、錚々たる作品に並べられるように、胸を張れる作品にできれば」と決意表明。「“まっさら”からスタートし、まだまだ着色できる部分もあると思うので、舞台、ライヴと皆さんの思い出の中で、色づけられれば」とグループとしての飛躍を誓った。

そんな言葉に、佐々木も「先輩方から受け継がれた舞台のように、この先、後輩の子たちが受け継いでいく舞台になるような初演を迎えたい。初演だからこそ、ファンの皆さんと一緒に作り上げる、伝説的な舞台になれば」と熱いコメント。現在のグループの“色”を問われると「今はレインボー、6人6色ですね」(佐々木)、「そこにファンの皆さんが、きらめきを加えてもらえれば」(中村)と回答した。

本髙は「構想段階から密に話し合った」と明かし、「役として、皆さんに世界をお届けできれば。我々の伝統に、新しいエンターテインメントを組み込み、今の僕らができるエンターテインメントが詰まっている」と確かな手応え。菅田は「お帰りになる頃に、(観客が)どういう色に染まっているか。自分の色って何だろうと考えてもらえれば」とメッセージを送る。

初めて新橋演舞場に立つ今野は、「僕らで新しい舞台を作り上げたい」としみじみ。そして、矢花は「いよいよ初日を迎え、感慨深いものがある」と語り、「ツアーと並行しているので、初日の体力は乗っていないですが(笑)、その分、独特な安心感もある。ゼロから作った『MASSARA』を味わい深く楽しんでもらえれば」とアピールしていた。

取材・文・撮影:内田涼

<公演情報>

舞台『MASSARA』

構成・演出・振付:Sota(GANMI)

脚本:福田響志

出演:

7 MEN 侍:中村嶺亜、佐々木大光、本髙克樹、菅田琳寧、今野大輝、矢花黎

阿達慶、石渡大和、大澤龍太郎、岸蒼太、小山龍之介、末永光、関翔馬、髙橋曽良、竹村実悟、田仲陽成、千井野空翔、寺澤小十侑、鍋田大成、羽村仁成、平田光寛、堀口由翔、松浦銀志、三村航輝、山越源斗、渡邉心

※阿達慶、千井野空翔は9/4(水)~9/17(火)に出演。

2024年9月4日(水)~29日(日)

会場:東京・新橋演舞場