藤井聡太王座に敗れた永瀬拓矢九段「プランが弱かったような気がしています」と反省「もう少し良い手を発見できれば」【王座戦】

AI要約

永瀬拓矢九段が藤井聡太王座に敗れた第72期王座戦第1局の模様。

永瀬九段が対局後に反省の弁を述べ、プランの弱点を指摘。

第2局に向けて永瀬九段が準備を強化し、精進する意向を示す。

藤井聡太王座に敗れた永瀬拓矢九段「プランが弱かったような気がしています」と反省「もう少し良い手を発見できれば」【王座戦】

 4日、神奈川県秦野市の元湯陣屋で指された第72期王座戦第1局で、挑戦者の永瀬拓矢九段は藤井聡太王座(22)に124手で敗れた。

 「プランが弱かったような気がしています」と対局後は反省の弁。振り駒で先手となり、角換わりから歩を犠牲に45手目に馬を作った手順については「予定通り」とするも優位を十分に築くには足りなかったようだ。

 昨年失った王座のタイトルを取り返すべく挑戦権を手にして迎えた第1局。飛車の上に香車を打って2筋から猛攻する手を試みたが、相手の思い切った応手にも封じられ「判断がかなり難しいかなと思ったが、良さを自覚することはなかったので、もう少し良い手を発見できれば」と悔やんだ。後手となる第2局に向けては「精いっぱい準備をして頑張りたい」と切り替えて臨む。