ヘンリー王子&メーガン妃の友人シェフ、ウィリアム皇太子のアースショット賞の審査員に

AI要約

ウィリアム皇太子が立ち上げたアースショット賞に、ヘンリー王子とメーガン妃と親しいシェフのホセ・アンドレスが審査員として参加することが決定した。

アンドレスは非営利団体「ワールド・セントラル・キッチン」を通じて、自然災害や人為的災害で被災した地域に食事を提供する活動を行っており、これまで多くの支援を受けてきた。

アンドレスは王子と妃との親交について、「善意を最大限に活用する必要がある」と述べ、皇太子との関係も続けていく意向を示している。

ヘンリー王子&メーガン妃の友人シェフ、ウィリアム皇太子のアースショット賞の審査員に

環境問題の解決を目指してウィリアム皇太子が立ち上げたアースショット賞。ヘンリー王子とメーガン妃と親しいシェフが審査員として参加することが明らかになった。

現地時間9月3日(火)、皇太子が主催するアースショット賞は審査委員会の新メンバーを発表、シェフで人道活動家のホセ・アンドレスが参加することを明らかにした。この賞は、革新的で実現可能な温暖化対策を考案した団体や人を選出、そのプロジェクトを進めるための資金を提供している。審査はこれまで皇太子を始め、ヨルダンのラーニア王妃、俳優のケイト・ブランシェット、動植物学者のサー・デヴィッド・アッテンボロー、デザイナーのステラ・マッカートニーらが務めてきたが、これからはここにアンドレスも加わることになる。このニュースが報じられた後、アンドレスは「世界が食を創造性と変革のための力強いツールだと考えるように鼓舞するため、私たちにできることは農場から食卓に至るまでの場所にたくさんある」とコメントを発表している。

アンドレスは非営利団体「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」を立ち上げ、自然災害や人為的災害に見舞われたコミュニティに温かい食事を提供する活動を続けている。ヘンリー王子とメーガン妃は2020年にチャリティ財団アーチウェルを設立したとき、最初の支援先としてWCKを選んだ。これまでアーチウェルとWCKは大地震に襲われたハイチやロシアの侵攻を受けたウクライナで活動を展開している。またパンデミック下ではアメリカ各地でも食事を配布していたが、妃はシカゴで活動しているWCKのボランティアスタッフに手作りのレモンオリーブオイルケーキ(写真)を差し入れしていたこともある。妃が庭で育てたレモンを使い、自ら焼いたものだとWCKは紹介していた。

アンドレスは過去に雑誌『ピープル』のインタビューで王子や妃との関係について語っている。「2人のことが好きだ」「2人を友達と呼べることは私にとって喜びだ。私はこれまでの人生、ずっとなぜいまだに飢餓が続いているのか考えてきた。私たちに欠けているものは何なのだろうか。私たちは善意の持つチャンスを最大限に活用しなくてはならない。メーガンやヘンリーのような人がいたらそれができると思う」。アンドレスが皇太子と王子、両方との関係をこれからどう保っていくのか、皇太子とも仕事をするようになったアンドレスを王子と妃がどう思っているのか、注目が集まっている。