ＢＬＡＣＫＰＩＮＫのリサが賭博ゲームを広告？ …韓国でディープフェイク広告映像が蔓延
韓国芸能人とインフルエンサーのユーチューブ映像を活用したディープフェイクの不法ゲーム広告が猛威を振るっている。
最近、海外に本社を置くカジノゲームアプリの運営会社が韓国で攻撃的な営業活動を展開し、ウォン貨幣に両替できるかのように広告しているが、韓国では違法。
韓国の芸能人やインフルエンサー、ユーチューバーをディープフェイク技術で広告に活用しており、不法広告の根本的な遮断には制度的な限界がある。
韓国芸能人とインフルエンサーのユーチューブ映像を活用したディープフェイクの不法ゲーム広告が猛威を振るっていることが分かった。
３日、関連業界によると、最近、海外に本社を置くカジノゲームアプリの運営会社は、韓国で攻撃的な営業活動を展開している。
このアプリはスピンやパズルなどゲームで勝てば、まるでウォン貨幣に両替できるかのように広告しているが、韓国ではそれ自体が違法だ。
このゲームサイトは、韓国の芸能人やインフルエンサー、ユーチューバーをディープフェイク技術で広告に活用している。彼らが作った広告には女優イ・ジュビン、ＢＬＡＣＫＰＩＮＫのリサ、歌手ＩＵ、歌手ユビン、タレントのデックスなどが出演して「このゲームをしたら大金を儲けました」という風にアプリを広報する。主に海外でも簡単に見られるユーチューブ映像を活用した。声は芸能人だが、よく見るとまるで翻訳機から取ってきたように不自然な韓国語の文章を駆使する。
ＹＧエンターテインメントは「広範にわたって悪意的に行われている該当不法行為を引き続きモニタリングし、不法映像物を削除・遮断するために努力している」とし、「刑事の手続きを含め、可能な限りすべての法的措置を取っている」と公式立場を出した。
しかし、企画事務所の積極的な対応にもかかわらず、不法広告を根本的に遮断するには制度的に限界がある。特にディープフェイクは肖像権侵害問題と見なすが、この場合、当事者が直接ゲーム委員会に問題を提起してこそ対応が可能であるためだ。
現在、ＹＧエンターテインメントをはじめとするほとんどのエンター社は、ディープフェイクを活用した不法コンテンツ、広告物に対して採証に乗り出した。業界関係者は「政府当局の力が必要な部分があれば積極的に要請するだろう」と話した。
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