「死柄木タチヲ救ケロ!」アニメ「ヒロアカ」153話、執念で“黒霧奪還”に挑むスピナーに「行動原理が友情なのが泣ける」

AI要約

アニメ「僕のヒーローアカデミア」153話では、障子とスピナーの活躍が描かれ、視聴者の心を打つ場面が多く登場する。

障子が過去の苦難を乗り越えてヒーローとして成長し、スピナーが仲間を助けるために執念を見せる姿を見せる。

最新話の展開も含め、物語の続きが気になる展開となっている。

「死柄木タチヲ救ケロ!」アニメ「ヒロアカ」153話、執念で“黒霧奪還”に挑むスピナーに「行動原理が友情なのが泣ける」

 アニメ「僕のヒーローアカデミア」153話が8月31日より順次放送中。敵<ヴィラン>であるスピナー(CV:岩崎了)が仲間を助けたい一心で懸命にヒーローに対抗し、「スピナーの執念がめちゃくちゃ熱い」と視聴者の心を打った。

 アニメ「僕のヒーローアカデミア」(通称、ヒロアカ)は、「週刊少年ジャンプ」で連載された堀越耕平氏によるシリーズ世界累計発行部数1億部を突破した大人気コミックが原作。総人口の約8割が“個性”と呼ばれる何らかの超常能力を持つ世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久(CV:山下大輝)とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情を描いた物語だ。2024年8月2日から、劇場版第4弾の公開がスタートした。

 前回放送の第152話では、障子目蔵(CV:西田雅一)の過去が明かされた。障子は、両腕のほかに左右2本ずつの触手を持ち、その先に口や耳などの器官をコピーできる“個性”を持っている。異形の見た目のせいで、生まれ育った村では、集団で暴行されるなどの酷い扱いを受けていたという。障子は、「嫌なことは山ほどあったし、忘れることはない。でも、嫌な思い出を数えるより、たったひとつでもこの姿で良かった思い出にすがりたいんだ」と溺れる少女を“個性”によって助けた過去を振り返った。

 辛い経験をしながらもヒーローとして前を向く障子に、ネット上に「障子くん精神が心底ヒーローなのよ」「大人顔負けの気高さ」「心臓ぎゅってされるっ」「『嫌な思い出を数えるより、たった一つでもこの姿で良かった思い出にすがりたい』って本当に名言」と感動の声が相次いだ。

 最新話の第153話「Butterfly Effect」では、敵<ヴィラン>であるスピナーがヒーロー側に拘束された黒霧(CV:藤原貴弘)を呼び起こそうとした。ヒーローの妨害により一度は倒れてしまったものの、スピナーは力を振り絞って立ち上がり、「死柄木タチヲ救ケロ!」と黒霧を目覚めさせようとした。

 スピナーは悪役ではあるものの仲間思いで、特に「世の中を動かす」という夢を託した相手である死柄木弔(CV:内山昂輝)には強い思いを抱いていたようだ。死柄木のために死力を注ぐスピナーが、「純粋に友を想ってるのが切ない」「行動原理が友情なのが泣ける」「スピナーの執念がめちゃくちゃ熱い」と視聴者の心を震わせた。

第153話「Butterfly Effect」

【あらすじ】

障子が異形系“個性”を持つ者たちに必死に訴える最中、スピナーとプレゼント・マイクは黒霧が眠るセントラル病院へ。死柄木のために黒霧の名を呼ぶスピナーと、黒霧の“ベース”であるかつてのクラスメイト白雲朧の名を叫ぶプレゼント・マイク。目を覚ますのは黒霧なのか、白雲なのか……。一方、復活した荼毘はその身を焼きながら父エンデヴァーのもとへと急ぐ。そして奥渡島ではお茶子と梅雨がトガと交戦!その中でヒーローへの敵意で敵として完成されていたトガは、切り札であるトゥワイスの血から無限増殖を試みる―!

(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会・MBS