“顔に傷のある男”の正体は笠松将、キャスト名非公開は笠松のアイデアを採用「色々やっていかないとつまらない」<降り積もれ孤独な死よ>

AI要約

成田凌主演のドラマ「降り積もれ孤独な死よ」の第9話で謎の男の正体が明らかになり、物語が最終章に突入する。

瀬川涼という顔に傷のある男の正体が判明し、彼が実は花音を守るために事件に関わっていたことが明らかになる。

笠松将が顔に傷のある男を演じ、撮影中にスタントマンを使わずに危険なシーンも自ら挑戦した。

“顔に傷のある男”の正体は笠松将、キャスト名非公開は笠松のアイデアを採用「色々やっていかないとつまらない」<降り積もれ孤独な死よ>

成田凌が主演を務めるドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)の第9話が9月1日(日)に放送され、物語は最終章に突入。そして謎の男として物語のキーパーソンであった“顔に傷のある男”の正体が、笠松将だと発表されコメントが届いた。

■現在と過去2つの事件が交差するヒューマンサスペンス

同ドラマは、原作・井龍一、漫画・伊藤翔太による同名コミック(講談社)をベースに、オリジナル要素を付け加えて映像化。

13人の子どもたちの白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件から7年。一人の少女の失踪事件をきっかけに、灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び浮かび上がる。過去と現在、2つの事件の謎が降り積もる中で真相が紐解かれていく、スリリングなヒューマンサスペンスだ。かつて灰川邸事件を追っていた元刑事冴木(成田)と、週刊記者の森(山下)は失踪した少女の行方を追う。

■顔に傷のある男の正体は、瀬川涼

灰川邸事件の生き残りである沖島マヤ(仲万美)の転落死、東優磨(カカロニ栗谷)の交通事故、そして、かつて灰川邸に住んでいた神代健流(杢代和人)の白骨死体発見…そのすべてに灰川邸事件の生き残り、蓮水花音の関与が疑われる。花音に一緒に逃げることを提案した元刑事・冴木仁(成田)だが、そこに“顔に傷のある男“が現れ、冴木に襲い掛かった。

駆け付けた刑事・五味明日香(黒木メイサ)によって逮捕された”顔に傷のある男“。その正体は花音が児童養護施設に預けられていた頃、まるで兄妹のように仲の良かった瀬川涼だと判明。灰川邸事件を始め、数々の事件現場に現れていたのはすべて「花音を守るため」だったと明らかになった。

時に斧や刃物などを振りかざして、冴木たち登場人物に襲い掛かってきた瀬川。その行動の理由は意外にも愛にあふれたものだった。そして、今作でもう一つの話題だったのは、“顔に傷のある男”を演じているのは誰か…物語が進むにつれ、さまざまな推理が立てられたが、瀬川を演じていたのは俳優・笠松将だったと明らかになった。

■笠松将&中山プロデューサーコメント

ーー“顔に傷のある男“の正体や、笠松さんが演じていることを秘密にするとなった経緯は?

笠松:原作ではまだ名前が出ていないキャラクターなので、出さなくてもいいんじゃないかなと。 本当はもう最後まで出さなくてもいいと思っていたんですけどね。

ーー笠松さんの方からのアイデアだった?

笠松:はい。快く承諾してくださいました。

中山P:ちょっと面白いことやりません? みたいなきっかけからでしたよね。

笠松:面白いことになればいいなと思って。少しでも楽しんでいただければいいなと。

ーー早い方だと3、4話あたりから笠松さんと気付かれた方もあったようです。反応をご覧になっていかがでしたか?

笠松:ありがたいですね。でも全然違う方では? と言っている人もいて。そういうのを楽しんでいただければと思っていました。

中山P:あの人かな? この人かな? みたいなね! DM届いたって言ってませんでした?

笠松:めちゃめちゃ、届きました。

中山P:全スルーしてたんですよね。そこについてはね。

笠松:隠し通そうと思って

ーー伏せると決めていた中でも、ファンクラブ向けのブログでは、作品名とかを伏せた形ではありましたが、作品に対する熱い想いを書き綴ってくださっていました。書こうと思われた時のお気持ちは?

笠松:そうした想いも含めて楽しんでもらえたらいいなっていう気持ちですね。

■スタントマン無しの撮影に挑戦

ーー第4話で瀬川の服に火が付くシーンがありましたが、スタントの方が無しだったとお聞きしました。

笠松:そうですね

中山P:結構、緊張感のある現場でしたよね。スタッフ、 キャストがギュッと一体感が出た感じがあり

ました。笠松さんもそうした方が、顔も撮影できるから作品にとっていいなと考えてくださって。でも心配だし、大丈夫かなとは思いましたけど、笠松さんがやるって言ってくださったから、じゃあみんなで頑張ろうっていう空気が生まれて、現場に一体感が出た瞬間でした。

笠松:なんか色々やっていかないとつまらないなと感じていたので。鬼の自己満ですよ。マジで。僕はなんか楽しかったなっていう感じです。

中山P:エンドクレジットの話と一緒かもしれないですね。せっかくやるなら面白いことしようよと。今作を通してずっと。

ーー“顔に傷のある男“という役柄も?

中山P:特殊メイクをどうするかという時も「やるならとことんやりましょうよ」って感じでしたよね。打ち合わせでも。

笠松:そうですね。やるならやろうと。もうなんちゃってが多いじゃないですか、もう全てにおいて。それがもういいなって。もう何々風は、ミラノ風ドリアだけでいい(笑)。

中山P:ね。どんだけ時間かかってもいいから、やるならやりましょうって言ってくださって。

笠松:僕は別に顔めっちゃ出したいとか、めっちゃ名前出したいとかあまりなくて。なんか面白く思っ

てくれたらいいなみたいな感じでした。

ーー面白く撮れましたか?

笠松:最高ですよ!

中山P:出演者の方の中で1番、撮影で色んな所に転々と行ってもらいましたね。

笠松:そうですね。一番行ってます。週1で。

中山P:ワンシーン30秒のためだけとかに。

笠松:でも楽しかったですよ、普通に

中山P:往復4時間の移動で、撮影30分とか結構ありましたもんね。

ーー最終話に向けて 視聴者の方に一言お願いします。

笠松:最終回はぜひブラウン管の前で。

中山P:ブラウン管って今言わない(笑)

笠松:最終回はぜひブラウン管の前で。 一家団欒で

中山P:いつの時代(笑)