きのぽっぽ、りりあ。、ちゃんゆ胃…あいみょんに続け!“ひらがな”女性シンガーソングライターに注目

AI要約

きのぽっぽ、20歳の女性シンガーソングライター。YouTubeで有名になり、ライブ活動も積極的。

りりあ、コレサワの影響を受けた歌声で注目を集める女性シンガーソングライター。メジャーデビューも果たし、ドラマ主題歌にも起用される。

りりあ。の魅力は声と歌唱力にあり、フィーチャリングアーティストとしても活躍。来年からのライブツアーも期待されている。

きのぽっぽ、りりあ。、ちゃんゆ胃…あいみょんに続け!“ひらがな”女性シンガーソングライターに注目

神はサイコロを振らない、ずっと真夜中でいいのに。、リュックと添い寝ごはん、おいしくるメロンパン…。最近の音楽シーンにそこまで詳しくない人が、今年の夏フェスのタイムテーブルを見たら、バンド名が多様化していることにビックリすることだろう。

しかし、昨今、多様化しているのはバンド名だけではない。特に、あいみょん以降は女性シンガーソングライターも個性的な名前を名乗るアーティストが増え続けている。サブスク全盛時代、もしかしたら本名で勝負するのではなく、アーティスト名にもキャッチ―さとインパクトが必要なのかもしれない。今回は、最近注目を集めている女性シンガーソングライターの中から、“ひらがな”表記のアーティストをピックアップして紹介しよう。

まずは、きのぽっぽ。もともと、中学生が歌うカバー曲が上手過ぎるとYouTubeで有名になったきのぽっぽだが、現在は20歳に。「きのぽっぽチャンネル」というYouTubeチャンネルでは、カラオケ動画やオリジナル曲のMUSIC VIDEO、さらには、ライブ映像も公開されている。実は、すでに2022年6月に、東京の日比谷野音でのライブを経験済み。さらに、同年8月には、ロックバンド・PEOPLE1の楽曲「Deadstock feat.きのぽっぽ」にも参加している。

今年6月には、2度目の自主企画「KiNO-POP CARNiVAL vol.2 」を下北沢シャングリラで開催。ゲストに古舘佑太郎とレイラを迎えたスリーマンライブで、その組み合わせに音楽ファンからも注目を集めていた。アーティスト写真の雰囲気からは、あいみょんを彷彿させるところもあり(実際にYouTubeでは、あいみょんのカバー動画も公開中)、あいみょんに続く女性シンガーソングライターとして、そして、Z世代代表ということでも大注目のアーティストである。

続いて紹介するのは、りりあ。。句読点の「。」までがアーティスト名である。こちらはコレサワに影響を受けて、2019年頃から顔出しナシで、TikTokやYouTubeに弾き語りのカバー動画投稿を開始した女性シンガーソングライターだ。2020年5月に配信リリースした初のオリジナル曲「浮気されたけどまだ好きって曲。」がLINE MUSICのウィークリーランキング1位を獲得して話題となり、同年11月にトイズファクトリーから配信シングル「蛙化現象に悩んでいる女の子の話。」でメジャーデビューを果たす。

今年は、「騙されないからね。」がドラマ『JKと六法全書』の主題歌に起用されたほか、新曲「ねえ、ちゃんと聞いてる?」が桜田ひより主演ドラマ『あの子の子ども』のオープニング曲に起用されたので、ここ最近初めて、りりあ。の歌声に触れたという人も多いのではないだろうか。

デビュー当初は、コレサワの影響を受けているというのも納得の世界観だったが、年々、りりあ。節が際立ってきた印象だ。また、声の魅力もあって、フィーチャリングアーティストとして迎えられることも多く、オーイシマサヨシ、Eve、澤野弘之、大橋トリオといったアーティストの作品にも参加。コラボ楽曲では、オリジナルとはまた違ったシンガーりりあ。の歌声を堪能できるので合わせてチェックしてみてほしい。

ちなみに、これまで顔出しをせずに活動してきたりりあ。だが、今年4月に初のワンマンライブを成功させ、10月からはバンド編成でのライブツアーも開催予定。ライブで、りりあ。の世界観がどのように表現されるのか、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか?今後の活動にも注目が集まっている。