元カレと再会してから“あやふやな関係”が続いてる…悩む相談者にSaucy Dog石原慎也が恋愛アドバイス

AI要約

大学4年生のリスナーが、元彼と再会し数年ぶりにキスをしてしまい、その後“けしからん”関係が続く悩みを石原慎也が電話インタビューするエピソード。

リスナーは元彼の積極的なアプローチに驚きつつも、関係を深める一途な態度を見せるが、お互いの本音や将来について悩みを抱えている。

石原はリスナーに対し、関係性を真剣に考え、ただ単に“けしからんこと”をするだけではなく、しっかりと向き合うことの重要性を説く。

元カレと再会してから“あやふやな関係”が続いてる…悩む相談者にSaucy Dog石原慎也が恋愛アドバイス

3人組ロックバンド「Saucy Dog(サウシードッグ)」の石原慎也(Vo/Gt)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! Saucy LOCKS!」(毎週火曜 23:08頃~)。

8月27日(火)の放送では、元恋人との関係性に悩む生徒(リスナー)と直接電話を繋ぎました。

石原:今夜は「けしからん」の授業をお届けします。生徒がこの夏経験した“けしからん話”を僕が聞いて、けしからんと叱っていきたいと思います。まずは書き込みを紹介します。

<リスナーからのメッセージ>

私は大学4年生です。就活も終わり、このあいだ高校時代のクラスの友達とクラス会をしました。私は高校のときに野球部の彼氏がいたのですが、その彼は寮生活でした。デートもできず、野球部は恋愛禁止で誰にも言えない恋愛だったので、ほぼなかったような恋でした。その元カレとクラス会で久しぶりに再会しました。

ちょっとだけ気まずかったのですが、何事もなかったかのように接してきたので、私も合わせました。私は予定があったので早めに外に出ました。そしてなぜか、その元カレが近くまで見送ってくれて、別れ際にキスしてきました。その次の日から私たちは“けしからん”関係です。(22歳)

石原:ということで、電話をしてけしからんと叱っていきたいと思います。久しぶりの元カレ、4年ぶりに会ってみてどんな感じやった?

リスナー:野球部のときは坊主だったんですけど、けっこう身長も高いから体つきもよくて、かっこいいって思いました。だけど、恋愛感情みたいなのは別にもうなくなっていたというか。普通に話せてよかったな、くらいに思っていたんです。お開きの時間くらいにお店出たら、話の続きがあったからか、彼がついてきたんですよ。そうしたら、返事がなくなり、彼が黙りだして。

石原:ちょっと待って。ドキドキしてきた。

リスナー:めっちゃ黙りだしたんですよ、相手が。で、お店を出て、ちょっと歩いたくらいのところで急にチューしてきました。

石原:けしからんね! その時点でね、付き合ってもない男女がキスをしちゃうなんて、もうけしからんすよ。

リスナー:びっくりしました。私も何も言えずに、その日はもう相手もそのまま帰る、みたいな感じでした。

石原:え? ほとんど言葉も交わさず?

リスナー:交わさず、背中をポンってされて帰ったんですよ。

石原:その夜はさ、なんか考えたりしたの?

リスナー:居酒屋だったし、大学生あるあるなのかなって思いました。

石原:そんなことないけどね。けしからん!

リスナー:次の日に「会おうよ」って言われて、私も自分の気持ちがよくわかんないままだったので、会うことにしたんですね。ご飯を食べに行ったんですけど、その日はけっこう大雨で。それで、「俺んち来なよ」という話になったんです。もう、そういうことだろうなって思って行ったんです。

石原:まあまあ、家だしね。ちなみに、その日に会うってなったときから、その可能性は考えていたの?

リスナー:ちゃんと思っていました。でも、その日は日中用事があって。ダンススクールに通っているので運良く着替えとかも持ってたんですよ。だから「泊まれるな」と思っていました。

石原:泊まれるな? けしからんね。“たまたま”外泊ができる準備があったと。

リスナー:それで、家に着いて入ったら、もう何も言わずキスされました。

石原:けしからん! 入っていきなりキスをされて、どういう気持ちだったの?

リスナー:「こんな積極的な人だった?」と思ってびっくりしました。

石原:そのあとは?

リスナー:展開が早いなと思っちゃって、一旦シャワー浴びました。そのままするみたいな空気感だったんで、私的にはとどまったつもりです。

石原:シャワー浴びて、一旦冷静になれた。

リスナー:私がシャワー浴びて、彼もシャワー浴びて。もう普通にけしからん夜を……。

石原:けしからんね! ちなみに終わったあとは、どんな話をしたの?

リスナー:「付き合おう」と言われました。

石原:あ~。いい子だよね。(告白が)後か先かはちょっとあるかもしれないけど。

リスナー:そこ大事ですよ!

石原:大事だよね。俺がけしからんかったね、今ね。

リスナー:絶対、大事じゃないですか。

石原:付き合いたいっていう気持ちはもともとあったのかもしれないし、気持ちが抑えきれず……。

リスナー:違います。わかるんですよ、私は。高3のときもコソコソと付き合ってたじゃないですか。コソコソやるのが上手い人なのかなって。

石原:なるほど。女性の勘はね、大事だよ。それもあって、ちょっと悩んでんの?

リスナー:めっちゃ悩んでいます。付き合ったとしても傷つかない自信がないというか。

石原:まさかやけど、そのあとはもう“けしからんこと”はしてない?

リスナー:そのあとも週1くらいは。

石原:おい! けしからん友達やないか!

リスナー:人生の先輩たちからしたら、これってかわいいもんですか? それとも、やめておいたほうがいいみたいな話ですか?

石原:その子は(それからも)「好き」って言ってきた?

リスナー:めっちゃ言ってきます。今でも、好きって言わせるために会っています。

石原:ただ遊んでるだけの男の子だったら、たぶん好きとか付き合いたいってわざわざ言ってこないんじゃないかな。1回、交際してみてもいいような気はする。違うなって思ったら別れたらいいじゃん。もともとはすごく好きだったわけだし。

リスナー:たしかに。

石原:だけど、このままの関係のままっていうのはダメだと思う。お互いこの2ヵ月間ぐらいで、お互いのことがよくわかったと思うから。とにかく、これ以上ただ単に“けしからんこと”をするだけの関係性でいてはダメだよ。

リスナー:わかりました。

石原:ありがとね。話聞かせてくれて。頑張って。

(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! Saucy LOCKS!」2024年8月27日(火)放送より)