aiko、降り出した雨にずぶぬれもファン沸かす熱唱 6年ぶり夏の野外フリーライブ開催

AI要約

シンガー・ソングライターのaikoが茅ケ崎市で夏の野外フリーライブを開催し、ファンを魅了した。会場の熱気や雨の中でも喜びを表現し、特別なセットリストでパフォーマンスを披露。

ファンが潮風を浴びつつ楽しむ中、aikoは感謝の気持ちを伝えつつ、サザンオールスターズの楽曲を熱唱したり、最新アルバムの曲も披露して会場を盛り上げた。

雨にも負けず、最後のアンコール曲で花火の代わりを届け、ファンと一緒に楽しいライブを作り上げた。終演後の感動を存分に楽しんだ。

aiko、降り出した雨にずぶぬれもファン沸かす熱唱 6年ぶり夏の野外フリーライブ開催

 シンガー・ソングライターのaiko(48)が30日、神奈川県茅ケ崎市のサザンビーチちがさきで、6年ぶり7度目となる夏の野外フリーライブ「Love Like Aloha vol.7」を開催した。荒天の場合は中止だったが、夕方までに雨が上がりオンタイムの午後6時に開演して、新旧織り交ぜた全15曲を披露。この日限りのスペシャルなセットリストでファンを魅了した。

 雲の合間から青空も見えた午後6時。「aiko」コールで迎えられ、アロハスタイルで元気よくステージに飛び出した主役は、1曲目の「58cm」を飛び跳ねながら歌唱し、早速会場を熱気に包んだ。

 「大変の中、今日は着てくれて本当にありがとうございます。この時間だけはみんなの気合で雨が止まっている。皆さんのおかげやと思っています。やばっ、やばぁー。(ライブが予定通りに)できたーーー‼」。心の底からの喜びがこもったシャウトがこだました。

 海の家でお酒を買ってほろ酔いになったファンたちが潮風を浴びながら歌声にも酔いしれる。ファンも待ちに待った数年に一度の夏祭り。aikoは「やばーい、うれしすぎる。数日後に筋肉痛襲ってくるのがライブ。一緒に楽しいライブ作りましょう!」と呼びかけつつ、「6年ぶりの茅ケ崎サザンビーチでのライブ。この場所でできることがうれしい。桑田佳祐さんからお祝いのお花を頂きました。だから、歌いまーす」と、サザンオールスターズの「涙のキッス」を披露。普段のライブで他アーティストのカバーは歌わないが、このサザンビーチでのライブでは地名にちなんでサザンの楽曲を歌うのが恒例で、今年は同曲のほか「みんなのうた」も歌って盛り上げた。

 16枚目フルアルバム「残心残暑」(28日発売)の中から興収150億円超えとなり、邦画史上10本目の快挙を達成した劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の主題歌「相思相愛」や、リード曲「skirt」などを披露。メドレーには代表曲「ボーイフレンド」「KissHug」などを織り交ぜてパフォーマンスした。

 中盤からは雨が降り始め「悔しい!」と嘆きつつ、ファンと一緒にずぶぬれになりながら最後まで歌いきった。終演後に予定していた花火の打ち上げは、天候を鑑みて開演前に中止を決定しており、代わりに自身の名曲「花火」をアンコール曲として届けた。