『Control』と『Alan Wake』シリーズの映像化権をAnnapurna Picturesが獲得。『Control 2』には開発費の50%を出資へ

AI要約

Annapurna Picturesが、Remedyが開発中のアクションアドベンチャーゲーム『Control 2』の開発費の50%を出資することを発表した。

Annapurna Picturesは『Control』および『Alan Wake』シリーズの映像化権を獲得し、質と社会的評価の高い作品を製作してきた映画会社である。

Remedyが自社パブリッシングに意欲を見せており、今後の展開が注目される。

『Control』と『Alan Wake』シリーズの映像化権をAnnapurna Picturesが獲得。『Control 2』には開発費の50%を出資へ

 映画会社Annapurna Picturesが、Remedyが開発中のアクションアドベンチャーゲーム『Control 2』の開発費の50%を出資することを発表した。またこれにともない、Remedyの『Control』および『Alan Wake』シリーズをドラマ作品や映画にする映像化権を獲得している。

 Annapurna Picturesは2011年設立。『ゼロ・ダーク・サーティ』や『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』など、作品の質とともに社会的評価の高い作品の製作に関わってきた。

 なお同社の傘下にはインディーゲームパブリッシャーのAnnapurna Interactiveがあり、こちらも『Stray』や『Outer Wilds』、『Sayonara Wild Hearts』など数多くの優れた作品をリリースしているが、今回の提携はあくまで親会社のAnnapurna Pictures側のものとなる。

 『Control』は、超常的な現象を取り扱う秘密機関“連邦操作局”を舞台とするTPSスタイルのアクションアドベンチャーゲーム。2019年に505 Gamesがパブリッシャーとして発売したが、今年2月末にRemedyがシリーズの権利を1700万ユーロで買い戻したことを発表。当時Remedyは自社パブリッシングも視野に入れつつパブリッシャー各社との契約を検討していることを公表しており、今回の発表でも一部タイトルでの自主パブリッシング進出への意欲を見せている。