元タカラジェンヌ・えまおゆう 入団試験で田原俊彦「哀愁でいと」熱唱「審査員から爆笑されました」

AI要約

えまおゆうがラジオ番組に出演し、宝塚時代のエピソードや命名の由来、現在の活動について語る。

えまおゆうは宝塚時代に背を伸ばすために牛乳を飲んでおり、入団試験では個性的な曲選びで注目を集めたエピソードを明かす。

宝塚退団後は舞台やライブ活動を中心に活動しており、バースディーライブも予定している。

元タカラジェンヌ・えまおゆう 入団試験で田原俊彦「哀愁でいと」熱唱「審査員から爆笑されました」

 元タカラジェンヌで雪組のトップスターだった俳優で歌手のえまおゆうが、俳優の森田健作がパーソナリティを務めるFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(9月1日、午前6時半)とニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」(9月16日、午後6時20分)に出演することになり、東京・有楽町のイマジンスタジオで収録を行った。

 番組では「えまおゆう」の名前について、命名者は叔父で劇作家の矢代静一氏で、その由来については17世紀のオランダの画家、レンブランドの作品「エマオの旅人」だったことを明かした。ちなみに「エマオ」は、イエス・キリストが復活した土地の名前だそうで、えまお自身も「クリスチャンだった」と言う。

 宝塚に入団するために小学生の頃から「毎日、牛乳を飲んで背を伸ばした」という。その結果、「手足も長く、背も高くなった」。その一方で「高校1年で進路相談を受けた際に第三希望で『宝塚』と記入したら、周囲から『そんな甘い気持ちで、宝塚に入ってもダメ』だと怒られた」と苦笑いした。

 さらに入団試験の第三次審査の時のことについても「10人中9人が器械体操を選んでいたので、『周りと同じじゃダメだ』って思い、トシちゃん(田原俊彦)のヒット曲『哀愁でいと』を歌ったら、審査員から爆笑されました。でも点数も3番目になった」ことを明かすと、「レオタード姿で、しかも裸足だったんですよ」などと、今だから語れるエピソードも明かした。

 えまおは2002年に宝塚を退団して以降は舞台を中心に歌手としてもライブ活動などにもチャレンジしており、9月7日には銀座のライブレストラン「Lounge ZERO」でバースディーライブも予定している。