「美しくてカッコイイ…」 人気女優が実写化作品で見せた「鬼気迫るアクション」のド迫力

AI要約

実写化作品でのアクションシーンに注目し、女優たちの鬼気迫る演技を振り返る。

『キングダム』シリーズに登場する羌瘣役の清野菜名さんが驚異的なスピードと剣術を披露。

清野菜名さんはアクションシーンを撮るために過酷なトレーニングを積み、素晴らしいアクションを届ける。

「美しくてカッコイイ…」 人気女優が実写化作品で見せた「鬼気迫るアクション」のド迫力

 実写化作品で気になるポイントといえば、原作である漫画をどれだけの完成度で再現しているかだ。特にアクションシーンがある作品の実写化では、俳優たちの演技に注目してしまう。

 またこうした作品では、可憐な女優が普段の姿からは想像もつかないアクションをこなす場面も少なくない。そこで今回は、実写化作品で鬼気迫るアクションを見せた女優たちを振り返っていこう。

 原泰久さんの歴史漫画を原作とする実写映画『キングダム』シリーズは、海外でも注目を集める人気作。2024年には最新作『キングダム 大将軍の帰還』が大ヒットを記録した。この作品で人気キャラクター・羌瘣を演じているのが、抜群の運動神経を誇る清野菜名さんである。

 原作でも、独特の動きから繰り出される剣術で数多くの強敵を倒してきた羌瘣。彼女は第2作である『キングダム2 遥かなる大地へ』から映画版に登場した。作中では信と戦場で出会い、それ以来ともに戦う仲間となる。

 羌瘣の特徴は驚異的なスピードであり、「トーン タンタン」というリズムから始まる特殊な呼吸法によって「巫舞(みぶ)」を使って戦う。

 壮大なスケールでアクションシーンを描く作品ということで、清野さんは撮影前にも撮影中にも過酷なトレーニングを積んでいたと、アクション監督の下野勇二さんが明かしている。『キングダム2 遥かなる大地へ』での「巫舞」シーンで、清野さんは、素早い身のこなしと剣術で敵を次々と倒す圧巻のアクションを披露。このシーンはスタントダブルの坂口茉琴さんとともに、二人三脚で時間をかけて作り上げていったものだといい、映画『キングダム』の公式Xでは、清野さんが「巫舞」を作り上げるまでの動画もアップされている。

『キングダム 運命の炎』でも、戦場で多くの兵士を倒しながら疾走する姿や、終盤では吉川晃司さん演じる龐煖に奇襲をかける姿など、清野さんのアクションは印象的だった。緩急のあるアクションとトレーニングを積んで磨きをかけた殺陣からは、清野さんの本作にかける想いが伝わってくるようだ。