張本勲さん、23年間のプロ野球生活を回顧「野球にない国に行きたいなと思ったことは100回や200回じゃない」

AI要約

元プロ野球選手の張本勲さんがテレビ番組に久々に出演し、体調が万全であることを明かす。

張本さんはプロ野球人生を振り返り、苦しい経験が多かったと述べる。

野球に対する想いや苦悩を率直に語る姿が印象的だった。

張本勲さん、23年間のプロ野球生活を回顧「野球にない国に行きたいなと思ったことは100回や200回じゃない」

 巨人などで活躍した往年の名プロ野球選手で野球評論家の張本勲さん(84)が26日放送のBSトゥエルビ「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん 昭和の大先輩とおかしな2人」(月曜・午後9時)に出演した。

 2021年にTBS系「サンデーモーニング」を卒業後、久しぶりのテレビ出演となった張本さんは「ちょっと腰が悪かったけど、もう治りました。家族に言わせると、ちょっと太ったくらい」と体調も万全なことを明かした。

 23年間のプロ野球人生を振り返り「うれしいことは1回もないわ。悲しい、辛いことばっかりじゃないですか」と口にした張本さん。

 「私はなんで、こんな競技をやったのか? 野球にない国に行きたいなと思ったことは100回や200回じゃない」と率直に明かすと「苦しいから。辛いから。明日、打てるかな、打てないかな。明日、勝てるかな、負けるかな。朝から晩まで野球のことしか考えない。今、考えたら、その時代が幸せだったのかも分からんね。野球しか考えなかったから。でも、1万何回、打席に立ったけど、1回も楽しいと思ったことはない」と、しみじみ話していた。