BTSのV・ジョングクに名誉毀損のユーチューバー、きょう初裁判
メンバーVとJUNG KOOK、所属事務所Big Hit MusicがYoutubeチャンネル「脱オタク収容所」の運営者に対する損害賠償裁判が開かれた。
所属事務所はK-POPアイドルに対するデマを作り、悪質な掲示物を作成した運営者に対して訴訟を進めている。
他のアイドルグループや歌手にも影響を及ぼしており、訴訟が行われている。
アイドルグループBTS(防弾少年団)のメンバーであるV(ブイ、キム・テヒョン)とJUNG KOOK(JUNG KOOK、チョン・ジョングク)、所属事務所Big Hitミュージックがユーチューブ(YouTube)チャンネル「脱オタク収容所」の運営者に対する9000万ウォン(約980万円)相当の損害賠償の初めての裁判が23日、開かれる。
ソウル西部地方法院(地裁)民事12単独はこの日午前10時10分ごろ、ユーチューブ「脱オタク収容所」の運営者パク被告を相手に9000万ウォンの賠償を要求したV、JUNG KOOK、Big Hitミュージックの損害賠償請求訴訟の初の弁論期日を開く。被告はVとJUNG KOOKをはじめK-POPアイドルに対するデマを作って持続的に苦しめてきた。
所属事務所Big Hitは6月BTSメンバーに対して名誉毀損、侮辱、セクハラ、虚偽事実流布、悪意的誹謗などを含んだ悪質掲示物の作成者や脱オタク収容所などいわゆる「サイバーレッカー」に対して民事・刑事訴訟を進めていると知らせたことがある。メンバーのVも直接ユーチューバー「脱オタク収容所」映像に不快感を表したこともある。
これに先立って女性アイドルグループIVE(アイブ)のウォニョンと所属事務所STARSHIPエンターテインメントがパク被告を相手に損害賠償請求訴訟を行い、1審で勝訴したことがある。裁判所はパク被告がウォニョンに1億ウォンと遅延利子を支給するように命じたことがあるが、パク被告は該当の判決に従わず現在控訴審を進めている。
また、パク被告は歌手カン・ダニエルの名誉を傷つけた容疑についても裁判を受けている。12日に開かれた裁判で検察はパク被告に300万ウォンを求刑した。パク被告は最後の陳述で「その時は分別がなくてとても考えが足りなかった。短絡的な考えで被害者の方々に損傷を与えたようで申し訳ない」と明らかにした。