飲酒運転のSUGAが近く出頭へ 日程調整中＝韓国警察
人気グループBTSのSUGAさんが電動スクーターで飲酒運転をして立件され、取り調べ方針が示された。
SUGAさんの取り調べはまだ行われておらず、日程調整中である。捜査チームは疑惑や経緯を詳しく調査する予定。
SUGAさんは兵役代替服務中であり、事故の態度に疑惑があるとして警察が捜査している。
【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁の関係者は19日の定例記者会見で、電動スクーターの飲酒運転で立件された人気グループ、BTS（防弾少年団）のSUGA（シュガ）さんを近く出頭させて取り調べる方針を示した。
同関係者は「まだ取り調べは行われていない。日程を調整している」とし、「複数の疑惑や飲酒運転に至った経緯などを詳しく調べる」と説明した。また、「さまざまな事情があり、捜査チームが日程を調整中だ。今週中に日程を確定する計画で、週末や夜間には出頭させない」と述べた。
SUGAさんは6日夜、ソウル市竜山区内の自宅近くで、泥酔状態で電動スクーターを運転し転倒しているところを警察官に発見され、道路交通法違反（飲酒運転）の疑いで立件された。アルコール検査の結果、SUGAさんの当時の血中アルコール濃度は0．2％を超え、運転免許取り消しの基準となる0．08％をはるかに上回っていた。
同関係者は、SUGAさんと所属事務所のビッグヒットミュージックが7日に発表した謝罪文で、電動スクーターを「電動キックボード」と説明し、事件を矮小（わいしょう）化しようとしたとの疑惑については、「そのような部分があるのなら捜査チームが調べるのではないだろうか」と問い返し、事故当時、警察は立件手続きなどを全て説明したと述べた。
SUGAさんは兵役の義務を果たすため、昨年9月から社会服務要員（兵役代替服務制度の一つ）としてソウル市内で勤務している。
